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21.シロガラス6−ひみつの旅− |
【作家歴】、サマータイム、九月の雨、ごきげんな裏階段、しゃべれどもしゃべれども、イグアナくんのおじゃまな毎日、神様がくれた指、黄色い目の魚、一瞬の風になれ−第一部〜第三部 |
夏から夏へ、第二音楽室、聖夜、シロガラス1、シロガラス2、シロガラス3、シロガラス4、明るい夜に出かけて、シロガラス5、いつの空にも星が出ていた |
「シロガラス−6.ひみつの旅−」 ★★ | |
2024/12/26 |
6年ぶりとなる、第6弾。 さすがに、ひととおり前巻までの内容を辿らないと、ストーリーが思い出せませんでした。 前巻に登場した青い目をもつ双子側のストーリーと、白烏神社側の千里や星司側のストーリーが並行して語られていきます。 その両方に登場、あるいは名前が上る人物が一人います。 それは、星司が一歳になる前に失踪し行方不明となったままの母親=藤堂ミズキ。 千里と星司の叔父である真行が唯一人、思わぬ秘密を抱えていたことが分かります。 そして、大人たちから注意されているにもかかわらず、星司は千里を誘い、母親の居場所を突き止めようと勝手に行動します。 いよいよ、すべての謎が明らかになるべき段階へと、これから進むようです。 次巻が楽しみ。あまり先にならないことを、祈るばかりです。 |
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