|
|
1.マルシェ・アンジュール |
●「マルシェ・アンジュール MARCHE UN JOUR」● ★ |
|
2007/10/27
|
24時間営業の高級スーパー、“マルシェ・アンジュール”を背景に出会いと恋をめぐる人間模様を描いた短篇集。
スーパーといえば人が多く集まる場所。そこを訪れる人にはそれぞれのドラマがある。 最後の章「聖夜」は、この店で働く咲子が主人公。 ただ、本書は女性の揺れる胸の内を丹念に描いていて、女性向きのストーリィと言えるでしょうか。 初恋/予感/記憶/距離/星座/聖夜 |
●「シュガー アンド スパイス Sugar and Spice」● ★ |
|
2009/11/14
|
天才的なパティシェ=柳原弘明が腕を振るう店、それがパティスリー・ルージュ。 その店で働く見習いシェフ=永井晴香21歳を主人公、パティスリー・ルージュを舞台に、仕事、美味、恋を描いた連作短篇集。 ケーキ、美味、というと大好きです。 そんなことはともかくとして、美味しいケーキを作り出すためには、身を焦がすような恋、等々が必要なのかもしれません。 プリンセスのティアラ/千枚の葉/ノエルの翼/黒いマリア/さくら、さくら/青い稲妻/ほんもののスペシャリテ |