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松久淳:1968年東京都生、上智大学卒。月刊誌編集部勤務を経て、97年フリー。 |
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●「天国の本屋」● ★☆ |
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2004年5月 |
薄く、ストーリィも短く、あっさりとしていますが、それでも気持ち良さの残る一冊。
就職活動で苦闘中の主人公・さとしが気付いたと思ったら、連れて来られた場所は“天国”にある本屋だという。 ※天国あるいは天使により人生をやり直すという趣向から、森絵都「カラフル」を思い出します。やり直す場が天国か現世かという点で、本書とは対照的。 ※“天国の本屋”シリーズ |