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| 「暗夜に君と星をたどる」 ★ | |
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主人公は中高一貫校で、高校一年の蔵内七星(ななえ)。 数ヶ月前、母親が一人で帰省した生まれ故郷で、トンネル内のタクシー横転、激突事故で、運転手と共に死亡。 その母親が遺した<おとぎ話>5篇、そこにはどんなメッセージが籠められているのか? その謎を解こうとする七星に協力の手を差し伸べてくれたのは、新たにクラスメイトとなった、優等生の海瀬由埜。 二人は協力して、一つずつおとぎ話の謎を解いていくのですが、やがて由埜が隠していたその思惑が明らかになると・・・。 各章に登場するおとぎ話、断片的ではありますが、それなりに面白く読めますし、その謎解きも面白い。 しかし、肝心の本ストーリーはどうかというと、七星・由埜それぞれの父親像・母親像や、話の運び方といった部分に、無理矢理はめ込んだような印象を受け、バランスの悪さを感じてしまいます。 また、本作は親子問題を描くのか、それとも友情あるいは成長物語なのか(両方かもしれませんが)という基本の処が、どっちつかずに終わっているなぁと感じた次第。 興味を惹かれた、面白い要素はあるのですが、残念です。 1.砂の国の女王が死んだ/2.雪の里の双子星/3.蛇の娘と時計塔の男/4.親愛なる坊ちゃんへ 哀れな道化より/5.鬼神王の職女神/最終話.北極星の道しるべ |