敬具
拝啓
いつになく寒かった冬も遠のき、再び桜咲く季節がやってきました。新学期を前
に、お忙しい日々を送られていることと思います。
さて、お聞きおよびの方もいるかと思いますが、この春、末成道男先生が東洋大学
を退職されることとなりました。そこで、私たち仙人の会の有志で「末成先生を囲む
会」を開くことになりました。
私たちが大学院生の時代から、末成先生には、大学の枠を越えて、シンポジウムや
論文集の出版など、さまざまな面でお世話になってまいりました。先生の退職を機
に、日頃の感謝の意を込めて、ささやかながら集まりを催したいと思います。もっと
も、先生は退職後も現役の人類学者として、海外調査や研究活動に専念されるとのこ
とですので、この催しは先生にとっても、我々にとっても一つの通過点でしかありま
せん。
そこでこのたびの集まりは、ミニ・シンポジウム形式とし、末成先生に「東アジア
人類学の可能性」と題して講演を行っていただきます。東洋大学での最終講義を聞く
ことのできなかった人も多かったと思いますが、今回はたっぷりと時間を割いてお話
ししていただきます。その後、数人によるコメントのあと、参加者全員によるディス
カッションを計画しております。
台湾・韓国にとどまらず、中国本土やベトナムなどにフィールドを拡大され、また
それぞれの分野で後継者を育てられた、先生ならではのお話しをうかがうことができ
ると思いますし、後に続く研究者らからは、それぞれの分野での今後の課題などを、
うかがうことができるものと期待しております。
その後は、アルカディア市ヶ谷に場所を移し、立食形式による会食を予定しており
ます。
お忙しいなかとは思いますが、皆様の参加をお待ちしております。多くの研究者が
一同に会することにより、より実りのある、そしてより楽しい会になるものと思いま
す。また、仙人の会としての全国規模の会合も久しぶりですので、旧交を温める場と
もしたいと考えております。
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日時:2005年6月19日(日)午後
場所:法政大学およびアルカディア市ヶ谷
(会場の詳細は後日、改めてお知らせします)
構成:
第1部 講演会(1:30〜5:00)
司会 植野弘子、瀬川昌久
演者 末成道男 「東アジア人類学の可能性」90分
休憩 15分
コメンテーター 各人約10分
台湾関係 清水純
韓国関係 本田洋
中国大陸関係 聶莉莉
ベトナム関係 宮沢千尋
ディスカッション
第2部 懇親会(立食形式)(6:00〜8:00)
司会 長谷川清、三尾裕子
宴の途中で、先生の聖心時代、東大時代、東洋大時代、埼玉大・慶応大での
かつての学生諸氏にスピーチしていただく予定です。
参加費
第一部 一律500円(資料代・会場費)
第二部 一般9500円、学生(学部・大学院生)5500円
(どちらか一方だけの参加もかまいません。両方の場合、一般1万円、学生6千円)
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会場の確定、立食パーティーの予約の必要がありますので、第一部、第二部の出欠を、4月30日までに、メールにてお知らせください。なお、今回は人数が多いこともあり、基本的にメールのみの通信とさせていただきます。
お返事は、 june19kakomukai@mail.goo.ne.jpまでお願いします。出欠のお返事にあたりましては、以下のフォームを切り取ってお使い下さい。
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氏名(ふりがな)
所属
※当日は名札を用意させていただくため、ふりがな、ご所属を明瞭にご記入ください。
住所
メールアドレス
第一部 出席/欠席
第二部 出席/欠席
なお、欠席される方で、末成先生に何かメッセージがありましたら、お書きください。
先生に転送いたします。
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末成先生を囲む会・準備委員会
曽士才、西澤治彦、吉野晃、長谷川清、植野弘子、瀬川昌久、
三尾裕子、謝茘、飯島典子、緒方宏海、水口拓寿、伊藤由絵