日時:1998年6月28日(日)14:00〜17:00ころ
場所:東京大学駒場キャンパス 14号館407教室
- 井の頭線、駒場東大前下車。西口より坂下門を入り徒歩3分。
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発表者:リズワン・アブリミティ(九州大学)
題目:ウイグル人の「漢語教育」に対する意識の変化
- 多民族が共存している新疆ウイグル自治区では、近年ウイグル人を中心とする民族学校で「漢語教育」が重要視されています。一方では民族文化を強調し、民族的ナショナリズムを強めつつ、他方、利害関係より、自ら漢語を一つの言語として取り入れ、「漢語教育」を積極的に取り組まざるを得ない、という問題意識から、ウイグル人の意識的側面に焦点をあて、中華人民共和国の成立以来、「漢語教育」がどのように展開され、それに対しウイグル人側がどのような対応をしてきたのかを「実験クラス」という事例の分析を通じ、ウイグル人の漢語や「漢語教育」との関わりについて発表していただきます。
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