日時:1998年5月31日(日)14:00〜17:00ころ
場所:東京大学駒場キャンパス 14号館407教室
- 井の頭線、駒場東大前下車。西口より坂下門を入り徒歩3分。
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発表者:韓萍(法政大学)
題目:中国河北省の農村部における回族の社会組織とその変容
−−回族・漢族の雑居村落での現地調査から
- 回族は外見上、漢族と言語や服装を共用する一方、固有の歴史的背景や宗教信仰から、漢族とは異なる存在であると自覚していますが、従来の回族研究では、民族史・イスラーム史・回民蜂起ばかりが研究対象とされてきました。
今回の発表では、河北省の一村落で行った現地調査の資料から、回族の社会組織、生活習慣と儀礼的実践の分析を通じて回族の独自性、特に1949年以降の回族固有の歴史経験が家族・親族組織の形成・機能に反映している点について報告していただく予定です。
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