日時:10月16日(土) 14:00〜18:00
場所:早稲田大学戸山キャンパス31号館301教室
※JR山手線・西武新宿線高田馬場駅より都営バス「早大正門行き」、馬場下町下車 徒歩2分
※地下鉄東西線早稲田駅下車 徒歩5分
※都電荒川線早稲田駅 徒歩9分
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発表者:園江 満氏(東京農業大学国際食料情報学部非常勤講師)
発表題目
ラオスにおける農耕文化と稲作の諸相 ―タイ文化圏の視点から―
要旨
中国西南部から東南アジア大陸山地部にかけての山間盆地には、かつて盆地連合国家郡が存在していた。この地域の社会は今日もなお国民国家の国境を超えて、タイ系言語をリンガフランカとしながらも多言語・多民族構造をもった複合文化交流圏としての緩やかなつながり維持しており、この広がりを「タイ文化圏
Tay Cultural Area」と呼んでいる。
本報告では、ラオス北部の農耕技術を軸に地域としてのタイ文化圏を描き出し、ラオス全域の稲作技術と重ね合わせることで、この地域における陸稲と水稲の複合的諸相を明らかにし、一般には水田農耕民と考えられているタイ系民族の実像について再検討する。
(参考文献:新谷忠彦・C・ダニエルス・園江満(編)2009『タイ文化圏の中のラオス―言語・歴史・物質文化』慶友社)
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