発表者:小 軍 氏 (東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程)
日時:2月11日(日) 14:00〜18:00ごろ
場所:法政大学 92年館(大学院棟) 6階601号教室
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交通機関については、こちらをご覧ください。
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発表題目
ボグド・ハーン政権軍南進作戦に関する一考察 −阿爾花公・ナスンアリビジフの中国帰還問題を中心に−
要旨
1913年1月末、外モンゴルで成立したボグド・ハーン政権は五路の軍隊に分け、内モンゴルの西部に位置するシリーンゴル、ウラーンチャブ両盟方面に進軍させた。この軍事作戦は同年末まで続き、現地一般民衆にとってこの年は悲劇的な一年でもあった。そのため、現地ではこの事件を「ウヘル・ジリン・ウイメン」(丑年之乱)と称している。
本発表では、ボグド・ハーン政権軍の一指揮官を勤めた内モンゴル・ホルチン左翼旗出身の阿爾花公・ナスンアリビジフの作戦行動に着目しつつ、ボグド・ハーン政権軍の内モンゴル西部地区における作戦状況やモンゴル独立運動に身を投じた内モンゴル人出身者の無念な結末について若干考察を試みる。
懇親会
例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。
なお当会では発表者を随時募集しております。発表者には懇親会費無料の特典つき。
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