2005年 仙人の会1月例会発表


発表者:洪 濤 氏 (東京学芸大学)

日時:1月30日(日) 14:00−18:00頃まで

場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 大学院棟 (お堀の外側の校舎になります) 601号教室

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 JR中央線飯田橋あるいは市ヶ谷下車、徒歩約10分
 交通機関については、こちらをご覧ください。
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発表題目 
「中日両国の近代化及び近代文化への受容の違いとその深層にある原因」

要旨
 18世紀に中日両国がほぼ同じ時期から西洋人と西洋文化との接触が始まった。ところが、なぜ日本が近代化を成功したのか、中国は日本の明治維新と同じような近代化運動―洋務運動を起こしたのに、なぜ失敗の羽目に陥ったのか。本報告は筆者の今までずっと続いた清末中国人日本留学生の研究と結んで、両国の近代化の各措置と進展を比べることを通して、中国の近代化を遅らせた特に思想的の原因を探求したいと思う。