発表者:日下部慶 氏 (千葉大学大学院文学研究科社会学専攻)
日時:12月19日(日) 14:00−18:00頃まで
場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 大学院棟 (お堀の外側の校舎になります)
601号教室
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campusmap/ichigaya-c.gif
JR中央線飯田橋あるいは市ヶ谷下車、徒歩約10分
交通機関については、こちらをご覧ください。
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campusmap/020407ichigaya.gif
発表題目
「台湾人の中の『日本』―「日本語世代」のライフストーリー聞き書き資料を題材として―」
要旨
いわゆる、「日本語世代」という人々が、台湾に居る。戦前の教育を受け「日本人」として育った世代である。これらの人々も現在70歳以上の老境に差し掛かり、日本語で聞き取りをする機会も年々失われていく。
本発表では「日本語世代」からのライフストーリーの聞き書き資料を提示し、その方法や、傾向、特徴などを分析するつもりである。また、戦後、政治的に困難な時代を過して来た彼らの中に「日本」あるいは「中国」がどのように息づいているのかを検討したい。