2004年 仙人の会12月例会発表


発表者:日下部慶 氏 (千葉大学大学院文学研究科社会学専攻)

日時:12月19日(日) 14:00−18:00頃まで

場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 大学院棟 (お堀の外側の校舎になります) 601号教室

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 JR中央線飯田橋あるいは市ヶ谷下車、徒歩約10分
 交通機関については、こちらをご覧ください。
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発表題目 
「台湾人の中の『日本』―「日本語世代」のライフストーリー聞き書き資料を題材として―」

要旨
 いわゆる、「日本語世代」という人々が、台湾に居る。戦前の教育を受け「日本人」として育った世代である。これらの人々も現在70歳以上の老境に差し掛かり、日本語で聞き取りをする機会も年々失われていく。
 本発表では「日本語世代」からのライフストーリーの聞き書き資料を提示し、その方法や、傾向、特徴などを分析するつもりである。また、戦後、政治的に困難な時代を過して来た彼らの中に「日本」あるいは「中国」がどのように息づいているのかを検討したい。