発表者:福士由紀 氏 (一橋大学大学院)
日時:7月25日(日) 14:00−18:00頃まで
場所:法政大学 92年館(大学院棟:お堀の外側の校舎になります) 601号教室
JR中央線飯田橋あるいは市ヶ谷下車、徒歩約10分 外堀通り沿い
場所の詳細はこちら。
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交通機関については、こちらをご覧ください。
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発表題目
「1930年代上海におけるコレラ予防−国際連盟保健機関の活動と上海の各衛生当局間の関係に関する一考察」
要旨
上海では開港以来たびたびコレラが流行していた。周知のように近代期の上海は東アジアにおける経済・交通の要衝であり、上海でのコレラの流行は国際的・国内的に重要な問題とされていた。本報告では1930年から開始された上海におけるコレラ予防運動に焦点をあて、予防運動実現に至るまでの国際連盟保健機関の活動と、上海の各衛生当局の動き、および運動の実態について検討する。