発表者:水口 拓寿(東京大学大学院)
日時:4月18日(日) 14:00−17:00頃まで
場所:法政大学 92年館(大学院棟:お堀の外側の校舎になります) 601号教室
JR中央線飯田橋あるいは市ヶ谷下車、徒歩約10分 外堀通り沿い
場所の詳細はこちら。
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交通機関については、こちらをご覧ください。
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発表題目
「王朝なき時代の王朝風祭祀:台湾における孔子廟と釈奠(せきてん)儀礼の変容」
要旨
台湾では1960年代に始まる「中華文化復興運動」の中で、孔子廟の官有化や新
造、また毎秋に孔子を祭る釈奠儀礼の復古的改革が国家的事業として進められていっ
た。本発表では、発表者が台湾留学中に文献収集とフィールドワークを行った「台北
市孔廟」の事例に即しながら、中華民国政権が孔子廟とその儀礼に託した正統性の表
現、及びその限界について論じる。