長い夜/シカゴ
 (CBSソニー CBSA−82074)

ブラッド・スウェット&ティアーズ、チェイスなどと共のブラス・ロックはどといわれたシカゴであるが、スタイルを変えながらも長期にわたりヒットを出し、最もロング・ランナーであった。「長い夜」はミリオン・セラーを続けたセカンド・アルバム「シカゴと23の誓い」からのシングル・カットで、ロバート・ラムのペンになる曲だ。シカゴの初期においてはもっともポップな曲でホーンの力強いサウンドと説得力のあるヴォーカルで全米4位までかけあがった。日本でも良く深夜放送で流れ印象的な曲であった。





 愛の聖書/クリス・モンテス 
  (A&M/キング TOP−1374)

ハープ・アルパートの設立したレコード会社A&Mより送りされたヒット曲である。ちなみに深夜放送「オールナイト・ニッポン」のテーマ曲は ハーブ・アルパートとティファナ・ブラスの「マルタ島の砂」である。A&Mのレーベル・カラーは、上品ともいえるメロウなサウンドで、クローディーヌ・ロンジェ、ボイス・アンド・ハーツ、サイド・パイパースなど所属アーチストを見ただけでその音楽性を伺い知ることができる。「愛の聖書」(1969年)女性シンガーではないかと思わせる優しい声はユニークでありレーベル・カラーを代表するような親しみやすい曲だ。





マンチェスターとリヴァプール/フェラス
 
(ロンドン/キング TOP−1331)

スコット・ランド出身の女性1名、男性5名からなる6人組のグループ。彼らの1968年のデビュー盤。この曲は多くのアーチストの歌っている「恋はみずいろ」を作曲したアンドレ・ポップの書いたナンバー。この曲は フランスの曲なので英語詞をつけて歌っている。ボーカルのピンキーの艶のあるヴォーカルと覚えやすいリズムとほのぼのとしたメロディーが魅力で 日本でも大ヒットした。






バイ・バイ・ベイビー/ベイ・シティー・ローラーズ
(アリスタ/CBSソニー BLPB-245-SR)

イギリス中を沸かせたベイ・シティー・ローラーズの5人組、日本にも飛び火して女の子たちの黄色い声に追っかけられるグループとなった。ルックス、曲の親しみ易さ、すべてがアイドル・グループとしての条件を兼ね備えていた。「サタディー・ナイト」とか数多くのヒットを生み出したが、「バイ・バイ・ベイビー」はフォー・シーズンズの1965年の大ヒット曲「シェリー」のカバー曲で、彼らは軽快なロックン・ロールに乗せて明るく歌い若者たちを魅了した。





 メタル・グルー/T・レックス
 
(オデオン/東芝 EOR-10100)

マーク・ボラン率いるT−レックス、シンプルなブギーのリズムに化粧をしたいで立ち、独特な雰囲気を臭わせていた。グラム・ロックなどと呼ばれ、デビット・ボウイ、スレイドなどもそうしたジャンルのアーチストとして括られた。後にカルチャー・クラブなどが出てきた、ボーイ・ジョージは本当のオカマ風であったが...。最近の日本のロック・シーンでもビジュアル系などと呼ばれるそうしたグループも当たり前となったようだ。1967年 マーク・ボランは スティーブ・トゥィクとティラノザウルス・レックスを結成、どちらかというとアコースティックな感じのグループだった。69年一度解散し、その後ミッキー・フィンと組再結成し、アルバム「T−レックス」をリリース。その後、T−レックスと名乗るようになった。アルバム「電気の武者」で決定的な地位を築き、「スライダー」「タンクス」等のアルバムを発売した。どちらかというとヴィジュアル中心に見られがちであるが、音楽的にも他が真似のできないアクの強さと個性があり、いま聞いても新しい。