アイ・プット・スペル・オン・ユー/クリーデンス・クリア・ウォーター・リバイバル
(ファンタジー/東芝 LR−2319)


C.C.R.は ジョン・フォガティー、トム・フォガティー、スチュワート・クック、ダグラス・レイ・クリフォードの4人組のグループで ブルースをロック的に処理したブルージーなフィーリング、ハードなビート、そして分かりやすいメロディーで続々とヒット曲を送り出した。「プラウド・メアリー」などはその代表曲とも言える曲で 後にアイク&ティナ・ターナーなどもカヴァーしヒットした。
「アイ・プット・スペル・オン・ユー」は 彼らのファースト・アルバム「クリーデンス・クリア・ウォーター・リバイバル」に収録され、彼らのヒット・ナンバーの中では隠れたる名曲で、ジェイ・ホーキンスのヒット・ナンバーのカヴァー曲だ。B面の「スージーQ」は彼らのデビュー曲だ。彼らのグループ名からしてユニークでアメリカのロック・シーンの中でも独自の存在感のあるグループだ。


 ヴィレッジ・グリーン/キンクス
(パイ/日本コロムビア LL−2229−Y)

イギリスを代表するグループの鬼才レイ・デイビス率いるキンクスであるが、1964年にデビューし、初期はリズム・アンド・ブルースを基調としたグループで ブリティッシュ・インベンションの波に乗って人気を博したが、1966年頃から、ジャッグ・バンド・ミュージックを取り入れロックとの融合を計ろうと試みた。こんなバンドにマンゴ・ジェリーがいて「イン・ザ・サマー・タイム」などをヒットさせたが、キンクスの「二人のシーズン」はこの流れの中で完成形とも言える魅力的な曲だ。





 ハッピー・トゥゲザー/タートルズ
(ホワイト・ホエール/キング HIT−1831)


イギリスのビート・グループが活躍する一方で、 アメリカのフォーク・ロックのブームと共にデビューし人気を博したのがタートルズだ。1964年カリフォルニアで結成され、地元のクラブで活躍し、そのクラブの経営者が彼らを見込んで「ホワイト・ホエール」というレコード会社を設立、その第1弾アーチストとしてデビューする。この曲は1967年発売され、タートルズの最大のヒット曲となったうきうきしてくるような明るいナンバーだ。





 悪い女/アンドウェラ
 
 (ダンヒル/東芝 HR−2742)

アイルランド生まれのデヴィット・ルイス(Vo.)をリーダーとする4人組のグループ。3人とも、ソング・ライティングなどにおいて多彩な才能に恵まれ、イギリスに渡り19歳でデビュー。当時としてはリバプール・サウンドのシンプルさのを越えた、プログレッシヴな要素を加え新しい音楽世界を提案した。「悪い女」は、デビット・ルイスの作品で、ちょっと陰りのある美しいナンバーで、ギターやフルートの絡みも独特で アンドウェラの音楽のすべてを知ることのできる作品だ。当時余り話題にならなかったグループだけに いまや彼らのアルバムは貴重盤扱いとなっている。LP:Andwella「People's People」(DUNHILL DS-50105)






 ブラザー・ルイ/ストーリーズ
 (カーマストラ/日本コロムビア LL-2613-KS)


ストーリーズはニューヨーク生まれのグループで マイケル・ブラウン(P)によって結成され、リード・ヴォーカルのイアン・ロイド、スティーブ・ラブ(Vo,B)、ブライアン・マーディー(G)の4人組だ。
「ブラザー・ルイ」は イギリスのホット・チョコレートが 英国でヒットさせた曲であるが、ストーリーズはそれをカヴァーして全米でヒットさせた。ロッド・スチュワートのようなしゃがれ声で引きずるようなイアン・ロイドのヴォーカルと曲のキャッチーなメロディーは日本的でもあり、際だっていた。