ハ−マンズ・ハ−ミッツ/ミセス・ブラウンのお嬢さん
(オデオン/東芝 OR-1272)
イギリス、マンチェスター出身の当時 平均年齢18−9歳グループ。当時、ハート・ビートと称する4人のグループに17歳のハーマンことピーター・ヌーンが加わってできた若くてフレッシュなグループ。イギリス的でありながら、非常に明るいサウンドで、なんとイギリスだけでなく 全米チャートでもトップを獲得。
リバプール・サウンドというと何か甘酸っぱいような香りがするが、この曲は まさにそんな曲だ。
ママス・アンド・パパス/夢のカリフォルニア
(ダンヒル/東芝 HR-2179)
ママス&パパスは1965年頃、当時、ダンヒル・レコードの社長ルー・アドラーにより ニュー・クリスティ−・ミンストレルスを辞めたバリー・マクガイアーの紹介で ダンヒル・レコードと契約してデビュー。バリ−・マクガイアのレコーディング中、そのLPの中の1曲にコーラスで参加していたジョン・フィリップスが書いたこの曲があった。この曲は ママス&パパスに最もふさわしいものだということで彼らの第2弾として早速レコーディング。そして、すぐにこの曲は全米チャートをかけあがり、ママス&パパスが全米に洗練された美しいヴォーカル・サウンドを持ったグループであるということを全世界に知らしめた。
印象的なイントロからはじまり、独特なコーラスワークによる彼らのヴォーカルは 乾いたカリフォルニアの空気をそのまま感じさせる永遠の名曲とも言える。
ホリーズ/バス・ストップ
(EMI/東芝 EMR-20318)
1963年デビュー。アラン・クラークとグラハム・ナッシュを中心メンバーとして結成された。
1966年アメリカで 大ヒット。軽快なテンポと巧妙なコーラス・ワークまたわかりやすいメロディーで日本でも大ヒット。
ポップスの定番曲となった。アラン・クラークはその後フライング・プリット・ブラザースに加入、グラハム・ナッシュはC.S.N&Yに加入して活躍した。
ザ・フォー・シーズンズ
(フィリップス/日本ビクター SFL−1111)
フォー・シーズンズは1962年「シェリー」にはじまるフランキー・ヴァリをリード・ヴォーカルとするモダンなハーモニー・サウンドで一世を風靡してきた。1967年に入ってどちらかというとこの古いスタイルを脱ぎ捨てて、新しいタッチの曲をリリース、これが「カモン・マリアンヌ」だ。
フランキー・ヴァリは 今もカバー曲としていろいろな人に歌われている「君の瞳に恋してる」など大ヒットさせ、ソロとしても地位を確立した。
「カモン・マリアンヌ」は TBSの八木 誠の深夜放送でかけまるくり、(今で言えばヘビー・ローテーション)そのノリの良さで 1発で好きになった曲だ。
ジェイムス・テイラー/君の友達
(ワーナー・ブラザース/ワーナー・パイオニア P-1060W)
シンガー・ソング・ライターという言葉は 彼と共に生まれたと言ってもいいのかもしれない。1948年マサチュ−セッツで医者の息子として生まれ、ノース・キャロライナで少年時代を過ごす。兄のアレックス・テイラー、弟のリヴィングストン・テイラー、妹のケイト・テイラーもデビューし、音楽ファミリーとして話題を呼んだ。
「君の友達」は 2ndアルバム「マッド・スライド・スリム」の中の1曲で、キャロル・キングの曲だ。とても優しいジェイムスのヴォーカルとバックで歌っているジョニ・ミッチェルも印象的だ。また、バックで鳴っているギターの独特の音色(変則チューニング)もなんとも言えないフィーリングだった。こういうのを まさに良質のアメリカン・ミュージックというのだろう。