Text written in Japanese / teksto japane
『マヨイゴ』二次創作
女装美少年総合専門誌『オトコノコ時代』に連載中の近未来女装小説『マヨイゴ』に想を得た韻文集です。『マヨイゴ』以外にも、作者の朱時卍時先生にちなんだ昆虫食についても書いています。今後もちょくちょく、追加していきたいと思います。
Nia vojo kushas sole,
Ne al ghojo, senkonsole:
Ech kaj fugho kaj eraro
Nin kondukas al masharo.
当てもなきまま さまよう子ども
逃げども 道に迷えども
行き着く先は 他になく
慰めあって よがりなく
vol.1〜vol.4までの時点で作りました。
2012.11.04
虫喰えば 翅が鳴るなり 朱時卍時
2012.11.15
利用されども想いは遥か 涙懐中喉嗄らす。
vol.5まで読んで。「リヨウ」、「ハルカ」、「回虫」、「カラス」の語を織り交ぜました。
2012.12
Che la sakramento por knabo
Sekreta turmento per krabo.
オトコノコへの性なる儀式
カニで秘かに厳かに。
2013.1.15
言葉遊びです。今後も思いついたらメニューを追加していきます。
2012.12.01, 2013.01.16
作中に登場する独特の用語について空想・妄想を広げてみました。勝手な二次設定なのでご注意ください。
学名:Machinequus rotae(和名:クルマウマ)。
(補足: それぞれ、Machinequus[マーキネクウス]は「機械の馬」、rotae[ロタエ]は「車輪の」という意味です。)
2013.2.7
学名:Medicinascaris nymphomaniae(和名:チジョカカイチュウ)。
属名:Medicinascaris(属名和名:ヤクブツカイチュウ属)。
(補足: それぞれ、Medicinascaris[メディキーナスカリス]は「薬物の回虫」、nymphomaniae[ニンフォマニアエ]は「女子色情狂の」という意味です。最終的に上記の学名にしてみましたが、他にもいろいろ候補を考えました。まず、種小名には他に以下のものを考えました: libidinoferens(欲情をもたらすもの、effeminans(女性化するもの)、viridoculo(緑の目のもの)。viridoculo[ウィリドクロー]は語尾の音が「髑髏」に通じて面白いかもしれません。当初は原種をヒトカイチュウAscaris lumbricoidesと想定して、その亜種としてAscaris lumbricoidesに亜種小名を付すパターンを考えていました。その場合、原種のヒトカイチュウはAscaris lubmricoides lumbricoidesとなり、チジョカカイチュウはAscaris lumbricoidesに上述の小種名に考えた語を亜種小名として続ける形となります。その後、考察(妄想)を続けるうちに、チジョカカイチュウの特徴を鑑みると、もはやヒトカイチュウとは交配できない別の種ではないかと思うようになり、新たな属名としてMedicinascarisを考え出した次第です。門外漢なので詳しいことは分かりませんが、実際には遺伝子操作された生物にはいちいち学名を付けないようです。)
2013.1.16
英名Religious Order Eco。教会組織をEcolesia[エコレシア]と言う。
(補足: Ecolesiaはecoとecclesiaを合わせたものです。)
2013.1.16
学名:Falsifelis ficticattus。
(補足: 属名も種小名も「偽の猫」という意味です。音遊びの要素が強いです。)
2013.2.7
ラテン語名:lumen planetoides。
(補足: 生物ではありませんが、他の学名を考えるついでに。)
2013.2.7