スター・ウォーズ銀河旅行 スナップ・アルバム

ドロイド感知器


撮影場所: タトゥイーン モス・アイズリー
コメント: ある建物の入り口脇に設置されていたドロイド感知器です。なんの建物かは分かりません。どうも以前の利用者が設置したものがそのまま残っているだけらしく、今は機能していないようです。事実、しばらく見ていると、掃除ドロイドが堂々と入っていくのが見られました。ドアの下の方の塗装のはげ落ちからすると、この背の低い掃除ドロイドが毎回出入りする度に、ドアに体をこすって、月日が流れているようです。

入り口にドロイド感知器を設置してドロイドを締め出すというのは、なんとも了見の狭いことです。なんとなく、地球で軒先に水を溜めたペット・ボトルを置いて猫の侵入を防ごうとしている人たちを思い起こさせます。もちろん猫の場合は、糞や泥足や食べ物泥棒などの害もあるわけで、一概に猫の締め出しを非難すべきではありません。でも猫好きの私は、通りにさらされたペット・ボトルを見る度に嫌な気分になります。ペット・ボトルには本当に猫を寄せつけない効果があるのでしょうか? 猫がペット・ボトルをクンクン嗅いでそのまま通り越していくのを見たことがあります。また、犬がオシッコをかけているのを見たこともあります。ですから、実際には猫を追い払う効果などないのではないでしょうか。強いて言うならば、ペット・ボトルが持つ機能は、自分が動物嫌いであることを近所に公表するための表示版としての役目くらいでしょう。(なんだかスター・ウォーズとまったく関係のない話になってしまいました。)


本当は: 地下鉄駅構内に設置された担架入れです。構内で怪我人や病人が出た時に、ここから担架を取り出して運びます。まあ見ようによっては似ていなくもない、という程度ではあります。一応、上方の十字マークを、ドロイド感知器の光る十字スリット部分に見立てています。当然、この担架入れは路線各駅すべてに設置されているわけですが、改札のすぐ近くとか、ポスター掲示板のそばにあったりして、それっぽい雰囲気の場所はなかなか少ないものです。この駅では、ちょうど人気のない裏手のさみしい場所にあって、良い雰囲気です。ただ、煉瓦とドアの取っ手がちょっとタトゥイーンっぽくありませんが、まあここら辺が妥協点でしょう。ドアの下の方だけがこすれて、塗装がはげていますが、おそらく台車か何かを出し入れする度にこすっているのでしょう。
参考写真: 右奥、ルークの後ろに見える箱がドロイド感知器です。見比べると、だいぶ違うかな。


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Ver.1 2000.6.20
フォースのともにあらんことを
ベン・アンティリーズ