送信者: Shin'ichirou Koubuchi 宛先: Cc: Shin'ichirou Koubuchi 件名 : [klingon 484] Kronos Chronicle 号外:近況報告 日時 : 1998年4月28日 16:11 ■スタートレックXメン かなり以前、かつてまだクロノス・クロニクルにきちんと番号を振っていた頃に紹介 したので、昔から参加している方なら覚えていることと思いますが、「スタートレッ クXメン」の更なる続報です。なんと、つい先日書店で「STAR TREK: THE NEXT GENE RATION X-MEN: PLANET X」なる小説を見つけました。コミックの次は小説とは本当に 驚きです。さすがに私もいい加減にしろという気持ちで、特に買う気も起きませんで したが、ウルバリンとウォーフの掛け合いには期待できそうかな。先日お伝えしたパ トリック・スチュワートのX教授役候補の話といい、今後は映画版などというのも登 場したりして。喜ぶべきか嘆くべきかは各自の判断に任せます。 ■月刊言語 月間言語という雑誌の5月号にクリンゴン語への言及がありました。「KOTOBA のオリンピック」と題して「最も〜な言語」を選んで解説した記事の中です。その中 の「最も新しい言語」という項目の中で、フィクションに見られる人工言語の例とし てトールキンの妖精諸語とクリンゴン語が言及されているのですが、残念なことに『 フィクションであるから実在の言語としての資格はない』とのことで審査対象には入 れてもらえませんでした。何を以って言語とするかという定義はとても難しく、学者 によって意見の別れるところです。実社会で通用しているものだけ、あるいはもっと 厳しく国家の公用語になっているものだけという態度もある一方で、昆虫や草木にま で言語の存在を認める地球に優しい立場もあります。私としては、たとえ語彙が足り なくとも表現力がなくとも、ある程度の意思の疎通が可能なものであれば、十分言語 たる資格を持つものと考えています。クリンゴン語は、聖書やシェイクスピア作品の 翻訳も拙いながらも出ているし、実際にクリンゴン語で会話が行なわれた実際もある のですから、言語としての資格十分だと思うのですがね。取り敢えず「最も新しい言 語」の項では自然発生した言語のみを対象としていたわけです。因みに「最も新しい 言語」は80年代にニカラグアで自然発生した手話のクレオールだそうです。 ■ER第2シーズン みなさんの興味の対象がスタートレックのみなのかクリンゴンのみなのかはわかりま せんが、私はスタートレック以外の海外TVにも関心がありますので、ここに「ER 」という番組の話題を持ち込むことをご了承願います。NHKで放映されており視聴 率も高いようなので細かい説明は省きますが、今放映中の第2シーズンの「こんな日 々(原題不明)」という回にはボイジャーのホログラム・ドクター役のロバート・ピ カードがゲスト出演するそうです。ただそれだけなのですが。 ■お願い 京都大学に留学中のオランダの方(22歳男性)が京都近辺のスタートレック・ファ ンクラブを探しています。お心当たりのある方はご一報ください。クラブではなく個 人で会いたいという人でもかまいません。相手はオランダ語と英語が出来て、日本語 は学習中で少し出来ます。ただしメールでは日本語コードは扱えないみたいです。( 注意:私は知り合いというわけではなく、単に尋ねられただけです。) ああ、クロノス・クロニクルはこのまま号外ばかりになってしまうのであろうか。 Qapla’! コウブチ