差出人: Shin'ichirou Koubuchi [vz4s-kubc@asahi-net.or.jp] 送信日時: 平成 13年12月24日月曜日 午後 4:52 宛先: klingon@ml.asahi-net.or.jp 件名: [klingon 741] アトランティス語情報誌 『羊飼いの日誌』 第2号  Eメールによるアトランティス語情報誌 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  ★ 羊飼いの日誌 The Shepherd's Journal ★    第2号 2001.12.24 クリスマス・イブ号 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− Deh-GEEM, TEH-wuhn-toap! [デギーム、テーワントープ!] ============================== ■ Gochk(チーズ) ============================== Gochk は「チーズ」という意味で、劇中では最後に記念写真を撮る ときに使われます。もちろん、英語(や日本語)の習慣をそのまま 逐語訳したものです。たぶん、地上人たちが写真を撮るときには 「チーズ」と言うのだと教えて、それをアトランティスの人が逐語 訳したものと思われます。なぜ写真を撮るときに、「チーズ」と言 うかには諸説ありますが、この語を発音するときに口が横に広がっ て笑顔みたいになるからというのが、いちばんうなずけます。 一方、Gochk [go:x] だと、笑顔がつくれませんね。でも、この場面 を観たときには、観客は思わずニヤリと笑顔になることでしょう。 [x] はアトランティス文字でどう綴るのかな? ============================== ■ 次回作の予言 ============================== 驚いたことに『羊飼いの日誌』の記述を解読したら、ディズニーの 次回作についての予言が含まれていました。 ディズニーの次回作は、ある普通の女の子が不思議な霊界に迷い込 んでしまう物語で、邦題は『シャッドとシャニッドの神隠し』にな るであろう、とのことです。 ============================== ■ 読者の声 ============================== >>>===>>> ghItlh ■■■■■■ <<<===<<< > vltIv! bIquv! Dun! QInwIj DalaDpu'mo' 'ej bIjangmo' qatlho'. (私のメールを読んで返事をくれて、ありがとう。) bItIvbej 'e' vISovchoHmo' jIQuchqu'. (あなたが楽しんだことを知って、とてもうれしいです。) batlh pItburghDaq yIHaDtaH. Qapla'! (ピッツバーグで頑張って研究を続けてください。カプラッ!) 'ach QIn tIqvo' Hoch mu'tlheghmey tIqonqa'Qo'. yaj'a'? (でも、長い文章の全文引用はやめてね。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★ 補足 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆ SaD, SanID 説明するまでもないと思いますが、TKDを持っていない人のため に補足すると、SaD, SanID はともにクリンゴン語で「千」という 意味です。 ◆ pItburgh Pittsburgh(ピッツバーグ)は、William Pitt(ウィリアム・ピッ ト)の名前にちなんだものです。-burgh はいわゆる地名接尾辞で、 「市」や「町」を表します。要するに「ピットの町」という意味で す。意訳するなら pIt veng とでもなるでしょうか。前半 Pitts- の[ツ]の音がクリンゴン語にありませんが、後ろのsが「〜の」 という意味であることがわかれば、クリンゴン語ではこれを省いて しまっても良いことがわかるでしょう。(まあ、そうでなくても、 音節末の子音連続は省略されますが。) 後半の -burgh は、ちょ うどクリンゴン語でも可能な綴りなので、そのまま残しました。 読み方は[ピトブールグ]といった感じです。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆■◆ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− なんだかアトランティス語とクリンゴン語がごちゃ混ぜですね。 コウブチ・マイロ