Text written in Japanese and poem in Esperanto / teksto japane kaj poemo esperante

(勝手に)『男の娘☆9』開催記念

『男の娘☆9』に捧げる詩

Okaze de Knanjo*9

Al l' evento fama de Monolis
Partopreni ja ni chiuj volis.

Apud la fervoj' en Itabashi,
Veran econ povis ni malkashi

En la halo inaj knaboj svarmis.
Virinvestighinte, ili charmis.

Kaj la belaj kaj la nebeletaj,
Pozis kun mienoj tre koketaj.

Ni, char ili chion bonaranghis,
Babiladis, fotis kaj formanghis.

Cheriss, la animaci-vizagha,
Kun belgamboj estis avantagha.

Anghelismo rakonteton teksis.
Espereton karan ri ampleksis.

Fluorit-angheloj kantis, dancis,
Kaj en ekzaltigh' ekstravagancis.

Aude, vide bela Sarah_SYO-ZYU,
Che l' chielo kun diinoj loghu!

Dum l' evento nia, kun surprizo
Realighis knanja paradizo!

解題

2010年8月29日(日)に東京都板橋区の「ハイライフプラザいたばし」で、男の娘に関係する表現なら何でもOKのイベント『男の娘☆9』がイベント主催団体モノリスによって開催されました。この素晴らしいイベントを記念して詩を作りました。

詩はエスペラント語で書いています。アニメ好きの人には、『ARIA The ORIGINATION』第9話の挿入歌にも使われた言葉といえば、ご存知かもしれません。とりあえず、この詩を読める人は少ないと思うので、以下に簡単な直訳を記載しておきます。

モノリスの名高きイベントに/僕らはみんな参加したかったんだ。 板橋の線路脇で/僕らは真の性質をさらすことが出来た。 広間に女性的な少年たちが群れ集まり/女装をして魅力を振りまいた。 綺麗な娘もそれなりの娘も/色っぽい表情でポーズをとっていた。 主催者がすべてをよく準備したので僕らは/喋って、撮って、食い尽くした。 アニメ顔チェリスは/美脚が絶品。 天使病が小さな物語を紡いだ/彼の人は愛しい小さな望みを抱いていた。 フローライトエンジェルが歌い、踊り/そして熱狂とともに弾けた。 聴いて美し、見て麗しのSarah_SYO-ZYUは/女神らとともに天上に住まうべし。 僕らのイベントの開催中に驚いたことに/男の娘の楽園が実現化した。

第9回にちなんで九連の詩にしようと考えていましたが、気付いたら十連になっていました。どの連も削るのが惜しかったので、そのまま十連にしてあります。(いい加減だね。数が苦手なもので……。)

第一連: 当日に配布されたアンケートの質問内容からもうかがえるように、どうもモノリスはイベントにおける「男の娘」という表現の使用権について拘りを持っているようです。そんな狭量なことを言わずに、本家の威厳と自信を持ってどっしりかまえていればいいのではないかとも思ってしまいますが、やはり現代社会では自身の権利を守るためにこれくらいする必要があるのかもしれませんね。私は男の娘☆Conventionが好きなので、その方針を尊重したいと思います。ということで、まずはde Monolis「モノリスの」という句を織り込んでおきました。

第二連: 開催地の板橋は、実は私の地元でもあります。このような素敵なイベントが板橋で開催されることに、区民として誇りを感じますww ということで、どうしてもItabashi「板橋」も入れたかったのです。でも、次回☆10の開催地は川崎だってね。

第三連〜第五連: イベントの状況を端的に伝える内容となっていて、特に説明は不要でしょう。最後のformanghis「食い尽くした」は、もはや恒例となりつつありますが、第二部の料理があっという間に無くなってしまった件への言及です。主催者側は前回☆8の教訓を生かして料理の量を増やしていて(料金据置で)、よく頑張っていたと思います。でも参加人数がかなり増えていたため、結局足りませんでした。

第六連〜第九連: 才能溢れる素晴らしきステージ出演者たちへの言及です。全員織り込もうとしましたが、初っ端を飾ったエイシアさんが入っていません。フローライトエンジェルに言及しているということでご容赦願います。また、最後の締めくくりで歌ったスタッフのアオイさん(?)も詠み込めていませんが、あしからず。

第十連: まあ締めくくりですね。このイベントは、女装をしたい男の子たちにとっても、男の娘が好きな紳士様や腐女子のみなさんにとっても、まさに男の娘パラダイス、一夜限りの寸陰に地上に実現された楽園でした。


作成者:姫楼しん(きろうしん)/公開日:2010-09-05/更新日:2010-09-25
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Farita de Sin kiro el Japanio / Aperis en 5 sept. 2010 / Shanghita en 25 sept. 2010
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