クリンゴン語の概要

まずクリンゴン語を聞くと、非常にとげとげしく荒々しいという印象を受けることでしょう。また、音がぶつ切りにされて、トントントンと文が進んでいく感じもします。クリンゴン語の単語は単音節であるのが普通で、それをまさに順番に置いていって文をつくっているという印象があります。

この項では、これからクリンゴン語を学んでいくために必要な予備知識として、クリンゴン語の全体概要を見ていきます。初めはよく分からないかもしれません。また、語学の苦手な人にはつまらないことでしょう。ざっと目を通して、まあこんなものなんだな、という程度でかまいません。

品詞

語順

【ガーグについて】
ガーグとは、大きなミミズ状の生き物で、クリンゴンでは最もポピュラーな食料です。料理法は幾つかある様ですが、生きたまま手づかみで貪り喰うのが最も美味しい食べ方であるとされています。(但し[TNG]ではフォークを使っていました。)映画の6作目ではクリンゴンの和平使節団がエンタープライズ号での晩餐に招かれ、青色のパスタみたいな料理を手づかみで食べていましたが、さぞかし生きの悪いガーグに思えたことでしょう。

さてこのガーグですが、生き物として言及する場合と食べ物として言及する場合とで、違う言い方をします。つまり、生き物としてはghargh、食べ物としてはqaghと言い分けます。丁度、日本人が稲、米、飯を使い分けているのと同じことです。

本来ならば上の例文ではqagh Sop HoDとしなければならないでしょう。しかし、最初にこのページを執筆した当時はまだqaghを使った例文がなく、代わりに[PKL]中にghargh DaSopという例文がありました。正確を期すためには実用例に頼る他はなく、ghargh Sop HoDという表現を採用しました。しかし、1996年5月に発売された[TKW]にはqagh Sopbe'yIntaHbogh qagh jablu'DI' reH nIvqu' qaghという例文が載っており、今後はやはり、食べる時にはqaghを使っていくべきでしょう。

接辞

四つの態度


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Ver.1 1996.1.15
Ver.2 1996.7.71.仮名による読み方を追加。
2.ガーグについてを追加。

コウブチ