■ 波崎事件をごぞんじですか?

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1963年8月26日午前0時20分頃、茨城県波崎町(いばらきけん はさきまち)で当時35歳の男性が帰宅後に苦しみだし、午前1時30分頃、波崎済生会病院で亡くなりました。

男性の胃から青酸化合物が発見されたため、帰宅前に最後に接触したと思われる冨山常喜(とみやま つねき、1917年4月26日生)さんが逮捕されました。冨山さんは一貫して無実を主張し、直接的な証拠もありませんでしたが、青酸(注)を詰めたカプセルを飲ませる機会があったという状況証拠により死刑判決を受けました。

冨山さんは獄中から無実を訴え続けていましたが、2003年9月3日、東京拘置所内で亡くなられました。

このウエブサイトは、より多くの方に冤罪事件について関心を持っていただき、冨山さんの再審を実現したい、また、将来、裁判官、検察官、弁護士などになって司法にかかわるであろう方々にも、今の司法のありかたを変える力になっていただきたいという願いをもって開設されました。



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