■ 救援活動

冨山さんを救おう

私たちは、当時の記録などから、冨山さんは無実であると確信し、支援しています。

裁判にも誤りは起こります。無実を主張しても「改悛の情なし」として、生涯を獄中で過ごすことは、私たちにも起こり得るのです。再審は誤った裁判をやり直し、獄中にある無罪の人々を救済するために存在します。再審を開始するには新証拠が必要(刑事訴訟法四三五条六号(注))です。私たちは勉強会、調査などを重ね、新証拠の発見に努力しています。

また、より多くの人にこの事件と裁判に関心をもっていただき、冨山さんを支援していただくため、多くの人に呼びかけて(例えば)います。

白鳥決定(注)・財田川決定(注)以降、再審によって無罪判決を勝ち取った四件の死刑判決(免田事件(注)、松山事件(注)、財田川事件(注)、島田事件(注))がありました。しかしその後、「袴田事件」(注)「日産サニー事件」(注)「名張毒ぶどう酒事件」(注)等、重大事件の再審請求は棄却されています。

波崎事件も、第一次・第二次再審請求は棄却されました。第三次再審請求準備中の2003年9月3日、冨山さんは東京拘置所内で亡くなられ、現在、死後再審運動中です。


波崎事件対策連絡会議
代表 篠原 道夫 (しのはら みちお)
〒203-0044 東京都 東久留米市 柳窪 1-10-37
波崎事件再審運動ニュース

波崎事件の再審を考える会
代表 大佛 照子 (おさらぎ あきこ)
〒315-0053 茨城県 新治郡 千代田村 稲吉東 4-14-2
ニューズレター


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