新たなる車体補強の試作品が完成した。近日中にテストできると思うけどとりあえずは製作中に撮影した写真で紹介。ハッキリ言ってとんでもない補強。これはスゴイぞ。素材は目の字断面のアルミ押出し材。軽量でありながら高い剛性を実現。基本的にボルトオン装着可能。かなり面白い。フロアパネルの補強はもちろんフロアからフロントバルクヘッドへの立ち上がり部分の剛性を上げる事が可能。この部分はもっとも補強が難しい部分でも有る。一般的なロールバーでは例え6点式以上の鳥かごタイプでもこの部分の剛性はまったく上がらないのだ。4点式ロールバー＋サイドバーなんかよりも剛性アップ効果は高い。ちなみにこのパーツと4点式ロールバーは同時装着が可能。こりゃすげぇぞ。

補強バー全体の形を解かるやすく図にするとこうなる↓

図の右側が車の前側になる。

これがメインとなる斜めバー。これだけなら普通のロールバーに付いているサイドバーと大して変わらない。乗り降りには邪魔にならないようになっている。ケツをぶつけないように気を付ける必要が有るが足の出し入れはノーマル車と大して変わらない。

斜めバーは足元まで行ってる。それどころか上方向にも行ってます。三角形を作る事で高い剛性を実現。

斜めバーの後ろ側を上から見た図。縦方向のバーに溶接しちゃいました。縦のバーは上側がハードトップ固定用のボルト穴に固定。下はシートレールと共締め。

斜めバーと縦バーの位置関係。縦バーはガッチリとしたブラケットでボディ側にボルト止め。斜めバーは縦バーに溶接されているだけでなくそのまま後ろまで伸びてシートベルトのリトラクタと共締めでボディ側に固定される。

これが斜めバーの後ろ側根元。リトラクタに固定してある。

横から見るとこんな感じ。

実は一番低い位置に横一直線のバーが有るのだ。強力無比。

どぉ？ スゴイっしょ？ 実際の剛性も高いと思うけど「ど〜だ度」もかなり高いですね。価格未定。市販化するらしい。こんな強力なパーツが欲しかったって言う人いますかね？(笑) 欲しい方は掲示板にでも書いて下さい。