巨大オイルクーラーコアテスト

私が使っているオイルクーラーのコアを巨大な物に交換してみた。HKSのオイルクーラーキットに付いてくるデフォルトのコアの放熱容量は7200Kcalのモノ。このサイズだと私のエンジンには役不足。ノーマルエンジンの頃に使っていたのは4800Kcalだった。で、今回付けたのは12900Kcal。

デカイのが12900Kcal、小さいのはデフォルトの7200Kcalのモノ。サイズは以下のようになる。

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厚さ

容量
デフォルト

116mm

187mm

32mm

7200Kcal
今回のモノ

132mm

300mm

48mm

12900Kcal

これ以上大きなサイズだとロドスタの口の中に収まらないので、このサイズをチョイスした。これを実際に車に取り付けると以下のようになる。

ちと画像が汚いけどこんな感じになる。けっこうデカイです。んで、これで実際に油温がどのくらい下がったかというと、かなり下がりました。間瀬サーキットを30分全開で走っても110度までしか上がらなかった。デフォルトの峠ではいつものペースで走って108度くらい。以前のコアだと115度くらいまで上がった。今回のは上がりにくいし、上がってもちょっとペースを落とすだけであっと言う間に下がってくれる。7200Kcalのコアの時はすぐに上がっちゃうし、一旦上がるとなかなか下がってくれなかった。デフォルトのコアだと街乗りでも100度はあっという間に超えたが、12900のコアは飛ばし気味に走っても100度を越える事がほとんど無い。安心感が違う。油圧が違う。素晴らしい。

ちなみに私が今までに使ったオイルクーラーコアとブロックの組み合わせは今回で5セット目です(^^;。随分遠回りしてやっと満足できるオイルクーラー環境が整いました。ケチらずに最初から良いモノを買った方がお得です(笑)。

HKSではデフォルトのコアと大きなコアを差額分だけで差し替えてくれる。私のと同じ12900Kcalのコアだと差額は僅かに5000円。ノーマルエンジンならデフォルトのセットでも良いのかもしれないけど、どうせなら大きいコアの方が安心できます。ROMをいじったり、エンジン本体をいじったりすればだんだん熱負荷は大きくなってきます。大きいコアは安心です。

ちと補足。HKSの高い方のオイルクーラーは、時々異音が出ます。ぴぃいいひょろろろろろぉおお〜って鳴きます。サーモスタットが絶妙な位置にある時だけ鳴くみたい。異常ではないのでそういうもんだと思って下さい(笑)。

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