メーター取付け

私が希望するデザインでD羽氏が作ってくれたVer.Maruyamaメーターの取付けの様子を載せてみた。


上の写真の手前に有るのがD羽氏のメーター。上側はノーマルメーターだがタコメーターは私の試作品のオーザックメーター。


タコメーターの0位置を真下に持ってくると真下部分の照明が確保できない。そこで写真のように隔壁を破壊する。躊躇してはいけない。思いっきり破壊しよう。写真の状態まで破壊すれば十分だ。


D羽氏のスピードメーターとノーマルを並べてみた。ノーマルが実にオモチャっぽく見えてくる。なんか間の抜けたデザインに感じちゃう。


完成。カッコイイぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!純正と同じ感じの艶消し仕上げの表面がシブイ。タコメーターのデザインにはこだわっただけに満足のいく仕上がりだ。大胆なデザインのレッドゾーンに吸い込まれるように上昇する針が感動的だ。もちろんその他の部分も十分な打ち合わせで作成しただけに実に素晴らしい。感動的。これにKGワークスのクラッシックメーターパネルのブラックタイプを組み合わせたら最高にカッコイイぞ。ちなみにノーマルROMでこのメーターを使うとレッドゾーンまで回らない。ノーマルメーターでもレッドゾーンには入らないから同じ事か?どうしてもレッドゾーンまで回してみたい人はアイドリング時に1800回転くらいの位置に針を刺せばノーマル+1000回転くらいまで回る筈(笑)。そうでなければROMチューンをやりましょう!


取付け時の注意点

まず針を外す前に自分の車のメーター位置を確認して欲しい。油圧が暖機終了後にアイドルでどれくらいの位置を指しているか?暖機が終って電動ファンが回り始めたくらいの時に水温計がどれくらいの位置を指しているか?燃料計がどれくらいの位置か?

特に重要なのは燃料計だ。平らなところに車を置いて10分くらいエンジンを掛けたまま放置してからでないと安定しない。完全に安定した時にどこを指しているかを良く覚えておこう。満タンの時には針が振り切っていて正確にはならないので少し下がって動き始めたくらいの位置のときにやろう。ちょうど半分の目盛りとかを指している時にやれば解かりやすくて良いと思う。

針を抜く方法はただ引っ張るだけだ。結構硬いかもしれない。パワーで勝負だ。しかし、硬いからと言ってマイナスドライバーなどでこじって斜め方向に力を掛けるとシャフトが曲がってしまうので気を付けよう。

針が抜けたら文字盤を止めているプラスビスを外す。プラスのNo1サイズのドライバーが必要だ。No0.75サイズでも可能だが出来ればNo1サイズを用意しよう。

文字盤が外れたら隔壁破壊工作を忘れずに。隔壁を十分に破壊してから新しいパネルを元のように取り付ける。艶消し仕上げなので表面に触ると指のアブラが付いて跡が付く。触らないようにしよう。メーターパネルの上に汗など滴らさないように気を付ける必要が有る。緊張して汗を落とさないように。文字盤をネジ止めする時は可能な限り軽く締める。強く締めると文字盤の印刷にシワが寄る。スプリングワッシャーがつぶれ始めたら慎重かつゆっくりと締めていき、万が一シワが寄り始めたらそれ以上締めてはいけない。気を付けよう。

メーターのカバーを外したまま車に取り付けてエンジンを始動する。電動ファンが回ったら作業開始前に確認しておいた位置に水温計の針を挿す。油圧計も確認していた位置に挿す。手を放してみて位置が狂っていたらもう一度抜いてやり直す。自分が納得出来る位置になればOK。

燃料計は慎重にやろう。10分くらいアイドリングしてから元の位置にそっと挿す。挿したらしばらく待ってみて位置が変わらなければOK。位置が狂ったならもう一度抜いてしばらく待ってから再挑戦しよう。もちろん作業開始から作業終了までの間に車の位置や角度を変えてはならない。数時間のアイドリングなども避けよう。燃料が減っちゃうから(笑)。

タコメーターはいつものアイドリング位置で挿せば良い。走行してみていつもの位置でレブリミッターが作動すれば完璧。スピードは停止時に0位置に挿せば良い。油圧計とタコは0位置にストッパーを付けないとエンジン停止時に0位置よりもマイナス側に行ってしまう。気にしなければ問題無い。ストッパーは付属しているので気になる人は付けよう。私は気にならないので付けてない。したがってエンジン停止時のタコは1万回転くらいの位置を指す(笑)。

全ての針が納得出来る位置に揃ったらカバーをはめよう。これで完成だ!

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