間瀬サーキット特集

つぶやきで間瀬サーキットの事をちょくちょく書いてるわけだが、間瀬サーキットに関する質問がたまに来る。というわけで、間瀬サーキットを紹介してみましょう。

新潟県の海岸線沿いに存在するサーキットで、正式名称は「日本海間瀬サーキット」らしい。


これが間瀬のコース図である。1周は約2Kmで筑波とほぼ同じ。これを見ると単純で真っ直ぐなレイアウトに見えるが、実際には真っ直ぐな場所はほとんど存在しない。45Rの「7番ポスト前コーナ」ってのは通称「Zコーナ」と言われている。


最終コーナー入り口である。ロドスタの場合、3速全開から2速に落としてコーナリング、立ち上がりですぐに3速に入る。実際には下りながらのコーナでリバースステアが出易いのと、複雑な複合Rを描いているのでラインが実に難しい。バックに見えるのは海。海の家の屋根も見える。


左下から見えてくるのはメインストレート。ストレートに見えないけど誰がなんと言おうとメインストレートなのだ。コントロールタワーの屋根の上あたりが1コーナである。1コーナは4速全開で進入する。1コーナのGがかかった状態でシケインへのブレーキングとなり、画面中央あたりに見えるのがシケイン。画面奥がソックスコーナである。


画面左下がシケイン。シケインは2速、奥がソックス。ソックス手前で3速に入るがすぐにシフトダウンでソックスは2速で回る。 ソックスを立ち上がって次の左コーナまでは全開で3速に入る。左コーナは2速で回り、すぐにブレーキングして1ヘアピン。1ヘアを立ち上がるとバックストレートである。


これがバックストレート。誰がなんと言おうとバックストレート。画面奥から手前に向かって強烈に下りながら走ってる。4速全開である。画面右側に見える右コーナはZコーナ手前のコーナなのだが、ここを4速全開で進入し、右にGがかかったままでフルブレーキング、この次のZコーナに備える。このブレーキングが恐怖。


Zコーナである。ここは最高に気持ちが良いコーナ。イン側にバンクが付いてるので2速で全開7000rpmで回る。ホントに床までベタ踏み。ここはケツが滑ろうがなんだろうが全開である。バンクに張り付く強力な横Gがたまらない。じつに楽しいコーナである。そしてすぐに切り替えしながらブレーキングして2ヘアピンを回る。


2ヘアを立ち上がると2→3とシフトアップしながら全開でS字を回る。そして最終コーナへと進入。この画面の左下の先はすぐに最終コーナである。

ノーマルのロドスタで17秒前後、私のロドスタで1分12秒台、写真に出てたへら〜りF355+スリックタイヤで6秒台、4輪のコースレコードは1分1秒。


AパドックとBパドック。朝なので空いてます。設備はなーんも無いです(笑)。

ライセンス取得は講習を受けるだけでOK。取得費用は25000円くらい。1月にライセンスの更新で年会費が25000円。ライセンスを持ってると30分スポーツ走行が3500円。タイム計測は2000円/日。たまに感謝デーってのが有って、感謝デーだと7000円/3本。ライセンスが無いヒトでもビジター会員権を買うと走れる。ビジター会員券が15000円、ビジター走行料金が6500円/30分。

ライセンスを取る時に講習でタイム計測付きで2本走れる。講習が終了すると無料走行券を2枚もらえる。ちょっと計算すると解かると思うけど、ライセンスを取るとライセンス取得にかかる25000円だけで4本走れる。ビジター会員券を買って4本走ると...

15000円+6500円*4本+タイム計測2000円=43000円

これに入場料1000円が必要なので、どう考えてもビジターで走るのは馬鹿馬鹿しい。ライセンスを取っちまった方がお得なのだ。

注:このページの写真が某サーキット紹介本に載っていますが、出版社から正式な画像使用依頼を受けて私が高解像度画像を提供したものです。無断転用ではありません。

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