関東襲撃記

12月31日

1月1日

1月2日

1月3日

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12月31日

私はマイスィ〜トエブリ〜に大量の荷物を搭載し朝9時に長岡を出発した。とりあえずの目的地は群馬県沼田駅である。そこで神奈川県川崎市在住のCDRSの友人G氏と待ち合わせなのだ。彼はローカル電車でメタルを聞きながらやってくるに違いない(笑)。予定通りに12時頃の電車で彼はやってきた。これからなぜか二人で温泉に遊びに行くのである。宿泊はマイスィ〜トエブリ〜をフルフラットシートにして車中泊である。目的の温泉は群馬県六合村の奥地にある尻焼温泉だ。ここには勝手に入れる巨大露天風呂が有る。しかも混浴(^^)。

我々二人を乗せたマイスィ〜トエブリ〜は強力な上り坂に負ける事も無くフルブーストで走り目的地へ到着した。今晩の寝床となる空き地で車の向きを修正する為に切り返しを行なった。と、その時!恐るべき事件その1が発生した!後方確認の為に窓から顔を出した私の視界に右フロントタイヤに張り付いた物体Xが飛び込んできた!何だ?この物体は?

う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜っ!

こ、こ、これはっ?! 紛れも無く人糞ではないかぁ〜!そう、踏んづけたのである。紙と一緒になってフロントタイヤにへばりついて回ってるぅぅ〜っ!(ioi) 何とかして剥がそうとして前後に車を動かしてみる...駄目だ。取れない...。人糞が下になる位置でステアリングを左右に振ってみる...うおぉぉぉっ!余計にめり込んでいくではないか〜!スタッドレスタイヤの溝の奥深くにドンドンめり込んでいく〜。悲しい...。もうあきらめよう。今晩は臭いかもしれない...。

この時の様子を以下に示しましょう。え?そんなもん見たくないって?(^^;;;;

めり込む人糞&紙↑

泣きそうになる私とマイスィ〜トエブリ〜↑

踏んづけた人糞の事を頭の片隅に引きずりつつも我々はマイスィ〜トエブリ〜の車内を整理し、今晩の宴会のセッティングを済ませ、おもむろに露天風呂へと向かう。おお、結構人がいるではないか。今日の湯加減は良いと見た。我々は極寒の地で一気に服を脱ぎ捨て風呂に入った。ここで恐るべき事件その2が発生する!なんと!お湯がぬるいではないか!ハッキリ言って寒い。そうか!さっき元気に泳いでいた少年少女はプールだと思って入ってるから寒くないのね。我々は風呂だと思って入るから寒いのねん。しかし、寒いもんは寒い。我々は源泉付近でひっそりと温まるのであった...。骨髄液まで温まるくらいに時間を掛けて温まらなければ風呂から上がった瞬間に凍り付く恐れがある。なにしろ周辺の気温は0度以下なのは間違い無いのである。我々は長期戦を覚悟した。だって、温まらないんだもん。しか〜し!長く入っていると良い事も有る。なんと、若いおねいちゃんが入ってきたではないか!おお、黄色い声にリバーブがかかって響きまくる。素晴らしい。が、すでに周りは暗くなってしまった為な〜んにも見えないのであった(笑)。残念。満天の星空が美しいからいいのさ。

さて、骨髄液まで温まった我々は風呂から上がってマイスィ〜トエブリ〜に乗り込み、おもむろに宴会を始めた。今回のメインはナベである!新潟で買ってきた美味い魚と美味い酒。酒は麒麟山の紅葉、高の井酒造の梅の舞、朝日酒造の越のかぎろひ千寿の3本を用意。いずれもなべ料理に合わせて美味い酒をチョイスした。マイスィ〜トエブリ〜の荷台でコンロを焚き土鍋を載せて調理。素晴らしい。酒も美味い!BGMはなぜかSPEEDの「White Love」。G氏と私でなぜか歌いまくる。その様子を以下に載せましょう。

CDRSのG氏↑

これは私↑

たっぷりとなべを食い(なべ3つ分くらい食った)たっぷりと美味い酒を飲んだ我々は酩酊状態へと陥りBGMもジャズからメタルへと変化していき(何じゃそりゃ?)眠りの時間へと進んでいくのだった。

車内を整理した我々は97年最後の眠りに就くべくシュラフへ入った。が!ここで恐るべき事件その3が発生した!シュラフに入った私のケツ圧が一気に上昇しガスが発生したのである!

ぐおおおおおぉぉぉぉぉ〜っ!

これは臭い。悶絶。意識が遠のく。薄れ行く意識の中で私は97年の終わり(世界の終わりかもしれない)を感じつつそのまま深い眠りに就くのであった...。


1月1日

我々は暖かな日差しを受けるマイスィ〜トエブリ〜の中で目覚めた。

98年最初の朝である。暖房も兼ねてコンロに火を付け、お湯を沸かす。先日買い求めておいた乾燥食品の雑煮を作る。モチは全部で16個。小型のモチだが朝飯には十分だろう。説明書によるとお湯を注いで3分で完成と書いてあるが、そんなのは大抵はウソ。モチに3分で火が通るわけがないのである。我々は問答無用で鍋にぶち込んで煮込んだ事は言うまでもあるまい。(それでも火が通ってなかった)

モチを食って満足した私はすがすがしい空気を吸い込む為に外へ出た。と、その時!例の物体Xが私の視界に飛び込んできた!あ〜、もう、忌々しいったらありゃしない。私はそれを忘れる為に少しばかり周囲を歩いた。大きな岩の後ろ側に回り込んだ私の視界に更に驚くべき光景が広がったっ!

うおわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ〜っ!

いたるところに散らばる「人糞 With 紙」! 頼むから終ったら埋めてくれ(笑)。こんな光景は見たくないっちゅうの。



さて、そろそろ出発の時間が近づいてきた。年越しの場となった尻焼温泉ともお別れである。私はマイスィ〜トエブリ〜のエンジンキーを回した....。かちっ......あれ?(@_@) もう一度...かちっ......(^^;;;;;;;;;;;;;;;;

おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜っ!

恐るべき事件その4!マイスィ〜トエブリ〜のバッテリーが完全に終ってしまったのだ!こんな極寒の山奥でバッテリー上がり!?それはマズイ。「CDRSメンバー2名、群馬の山奥に死す!」ってのはジョーク。なぜか私の車には新品のバッテリーが箱入りで1個搭載してあったのだ(^^)。バッテリーを交換して何事も無くエンジン始動。良かった良かった。なぜバッテリーなんか持ってたのかって?それはマイスィ〜トエブリ〜のバッテリーに不安が有ったから。じゃ、最初から交換しておけって?いやいや、交換しておかなかったのが今回の勝因なのである。なぜなら、バッテリーが上がったのはバッテリーの寿命ではなく、私がスモールランプを消し忘れたからなのだ(笑)。もし新品のバッテリーを付けてあったとしても上がって当然。スペアとして車載してあったから助かったのだ。素晴らしい。流石、運(ウン)が付いてるぜ...。

暖機運転も終った我々は尻焼温泉を出発!沸き上がるターボパワー!と、その時!かすかに聞こえるこの音は!?

ぱら...ぱら...ぱち...ぱち...ばちばちばちべちべちべちべちっ!

うおえぇぇぇぇぇぇぇ〜っ!

恐るべき事件その5! そう、あの音は!まさに人糞with紙がフェンダーの中に飛び散る音!(ioi)(大泣き) マイスィ〜トエブリ〜のフェンダー内側では想像するのもおぞましいような光景が繰り広げられているのである...(今、これ読んでて想像した人いるだろうなぁ〜)あぁ、なんて悲しいんだ。スロットルペダルを踏む右足に力が入る...

飛び散った人糞の事を頭の片隅に引きずりつつも我々は次なる目的地である群馬県下仁田へと向かう為、軽井沢高原を越えて上信越自動車道軽井沢ICへと向かうのであった。下仁田にはCDRSの友人である石井さんが生息している。カムシャフト流用の報告をしてくれたあの石井さんである。石井さんの所に到着するとガラスの向こう側で石井さんは、のほほ〜んとした姿でお茶を飲んでいた。我々3名はしばらくの談笑を楽しんだ。しかし、我々は今日、神奈川県川崎市までたどり着かねばならない。正月早々から長居するわけにもいかないし、短い時間ではあったが出発に向けて腰を上げた。一緒に出てきた石井さんが問題の右フロントタイヤを見て爆笑している。Shit!笑い事じゃないぜ。(十分笑えるか?)石井さんは我々に「スチーム洗車していく?」と言ってくれたが私はあのおぞましいフェンダー内側に蒸気をかける勇気は無い。高圧蒸気をかけたらどうなってしまうかは想像に難しくは無い。絶対に嫌だ(笑)。

我々は石井さんの所をあとにし、コンビニへと向かう。実は今回の旅で我々は探している物があるのだ。ある情報によればそのブツはコンビニで手に入るらしい。探す。無い。あちこちのコンビニに寄る度に探すがブツは無い。いずれ発見出来るであろうと思われたがことごとく期待は裏切られた。我々は焦る...。まぁ良いだろう。上信越自動車道、関越自動車道、圏央自動車道を一気に駆け抜け神奈川に入る。CDRSの友人であるN田冷菓のそばを通り過ぎ更に突き進んだマイスィ〜トエブリ〜は無事に川崎市溝口に到着した。ここは今回私と同行しているG氏の生息地である。

腰を落ち着けた我々だが、1本の電話でG氏は近くのコンビニへと呼び出されていった。CDRSの友人I爪@ブツ運び屋さんである。どうやら我々が捜し求めていたブツが手に入ったらしい。私は一人G氏の部屋に残りThinkPadで電子メールのチェックを行なっていた。私の携帯電話が鳴り響く。G氏がブツの引き渡し現場まで来いと言う。私はエレベーターで1階まで降り、外へ出ようとした...。

あれ?...これ、ど〜やって開けるんだ?(^^;;;;;;; そう、オートロックなのだ。開け方が解からんぞ?(^^;;;;; お?良くみたら下の方に手動で開けるロックがあるじゃん(笑)。イナカもんはこれだから困る。

外に出るとI爪さんとG氏が待っていた。おお、これが「明星カップ油そば」か!(笑)。そう、我々が捜し求めていたのは今全国的な大ブームになっている油そばだったのである!。I爪さんと別れた我々は部屋に戻って今話題のグランツーリスモなるゲームなどで時間をつぶし、夜も遅い時間になった頃にG氏が叫ぶ!「うおぉおおお〜っ!油そば食うぞぉ〜っ!」。ついに我々はあのカップ油そばを食うのである!組立説明書を熟読し、お湯を注ぐ。4分待つ。お湯を捨てて残りの部品を混ぜて完成。食ってみる。あれ?...。ん〜?...。ちょっと違うぞ?私がイメージする油そばはマルちゃんの油そばなのである。マルちゃんのは開発陣が理性を失って開発したとしか思えないような強烈は油っぽさとしつこさが魅力の強烈な食い物。しかしこのカップ油そばはイマイチ普通の食い物。万人向けのセッテイング。味付けはほとんどラー油とコショウ。美味い事は美味いが強烈な食い物としては失格。しかしこれなら誰でも食えるね。商品として考えたらどう考えたってこういうセッティングになる筈なんだが、マルちゃんのは違う。やっぱ強烈。

油そばを食って満足した我々は98年最初の眠りへ就く為に部屋を整理し、またしてもシュラフを広げる。シュラフに入ろうとしたその時!恐るべき事件再び!何が起きたのかのかはもう書かなくても判るであろう。ああぁ、臭い...私は深い深い眠りへと落ちていった...


1月2日

暑い...朝から暑い。新潟なら朝からファンヒーターのおはようタイマーで暖房をかけるのにここ川崎では暖房もかけてないのに15度もある。暑くて目が覚めた。喉も渇く。喉が渇くのは昨日の夜食の油そばのせいかもしれない(^^:。

さて、今日はまったく予定が無い。とりあえず朝から熱いI爪さんからの電話によりファミレスへ行く事になった。マイスィ〜トエブリ〜でI爪さんと待ち合わせのコンビニへ向かう。コンビニでI爪さんが早速明星カップ油そばを2個購入し、私にお土産と称してくれた。嬉しい(^^)。マイスィ〜トエブリ〜に3人乗りでファミレスへと向かう。3人乗れる車って素敵っ、などと考えてしまうあたりがロドスタ乗りの悲しい所(笑)。

ファミレスに着いた我々3名はおもむろにメニューを広げる。I爪さんは家でオセチ料理&雑煮&ダンゴを食ってきたとか。

私が注文する。「とんかつ定食とデニーズアメリカンコーヒー」ここで店員に笑われてしまった。G氏曰くコーヒーをフルネームで注文する奴は珍しいとの事。だってメニューにそう書いてあったんだもん。続いてI爪さんが注文する...

I爪さん:「クリーソーダとカツカレーとコーヒー」

店員:「お飲み物はいつお持ちしますか?」

I爪さん:「コーヒーは食後に、クリームソーダは真っ先に持ってきて下さい!」

おおっ!スゴイ、さすがI爪さん、恐るべき順序で食うなぁ。家で色々食ってきたにもかかわらず強力無比な食い方。素晴らしい。

さっそく運ばれてきたクリームソーダをI爪さんが飲む。「あ〜、この体に悪そうな色がたまらない...」だって(笑)。恐るべき速さで一気にクリームソーダを食う(飲む)I爪さん、が、突然頭をかかえて暴れだす!ぐぉぉぉぉぉっ!どうやらアイスの一気食いで後頭部にノッキングが発生した模様。私とG氏はそれを見ながら大爆笑したのは言うまでもあるまい。I爪さんを観察していると飽きません(笑)。なんて面白い人なんでしょう。

我々はファミレスでの食事を済ませてI爪さんのマンションへ向かう。今話題のグランツーリスモなるゲームをやったりする。

ところで1月1日の所に書き忘れた事がる。1月1日の夜に私がK山@岐阜さんに電話したところ、2日の夕方に渋谷で一緒に飲む事になってしまったのだ。更にTく@姫路さんまで来ると言う。こいつらの距離感覚は完全に狂ってる。で、2日の昼間に電話してみるとなんとTく@姫路さんがロドスタでK山@岐阜さんを迎えに行って2人で一緒に渋谷までロドスタで来ると言う。なにぃ?新幹線じゃないのか?なんて奴等だ!案の定、渋滞にハマったりミスコースしたりで全然進んでない模様。アホだ...(^^;;;;。

で、I爪氏のところでゲームをやって夕刻になるのを待つ。約束は18時に渋谷。しかし姫路や岐阜から向かっている連中は間に合わないらしい。横浜や川崎から参加する予定だった奴等も急用でキャンセルになった。つまり我々は渋谷まで行っても誰もいないって事になる。ならば渋谷まで行ってもしょうがない。姫路&岐阜組が到着したら川崎で飲めば良いのだ。と、そこにK山@岐阜さんからの定時連絡が入った。時刻は18時。話を聞いてみるとどうやらN田@N田冷菓さんが渋谷で待ってるらしい?なにぃぃぃぃ?(^^;。早速N田さんに電話してみるとちゃんと渋谷で待っていた。ごめんよぉ〜!N田さんが来るなんて聞いてなかったんだよぉ〜(^^;;。

私とG氏はN田さんと待ち合わせる場所を溝口に変更し、そこで飲む事になった。当然ながらロドスタでこっちに向かってきているであろう岐阜と姫路の二人はまだ来ない(笑)。我々3人は小さな店で飲んで食いまくる。こちらに向かっている奴等とは定期的に連絡を取っていた。もうすぐこちらに到着しそうな雰囲気だったので我々は店を出る。ケンタッキーでコーヒーを飲んで時間をつぶす。彼等からの電話で近くまで来ているものの道に迷っているらしい事が判明。電話で誘導したりする。おおっ!ケンタッキーの外にいきなりラメ入りピンク...ぢゃなくてダーググリーンメタリックのロドスタが登場!K山さんとTくさんである。ごくろーさんです。で、我々5名は居酒屋へと場所を移し、あらためて飲み始める。結局深夜2時くらいまで飲みまくる食いまくるの大騒ぎ。あ〜凄かった。

で、遠征の2人は近くのビジネスホテルでお泊り。私は今日もG氏の部屋にお泊り。本日は大した事件も無く平和に眠りに就くのであった...


1月3日

昨日一緒に飲んだTく@姫路さんとK山@岐阜さん、それに私とG氏の4名で溝口駅前で朝飯を食う。ファーストフードである。間違っても朝から油そばなんか食わない(笑)。ファーストフードを食ったら私とG氏は秋葉原に行く予定になっている。岐阜&姫路の二人はどうするのかと思ったら帰ると言う。ほんとか?昨日の夜22時くらいに着いて2時まで飲んで翌朝もう帰るのか?ほんとに飲みに来ただけなのね。この人達スゴイわ。やっぱアホかもしれない(笑)。ぢゃ、気をつけて帰ってね。

私とG氏は秋葉原で待ち合わせがあるので先に秋葉原へと向かう。秋葉原でCDRSのM屋さんが待っている筈。名古屋から新幹線で登場するらしい。どうもCDRSのメンバーと遊んでいると距離感覚が狂ってくるなぁ。M屋氏に電話してみるとすでに秋葉原で目的の物を購入していた。T-ZONEの前でM屋氏と合流。彼はPDA用のモデムを買い込んでいた。私が今回の秋葉詣でで捜しているのは主にソフトである。Adaptecから発売されたばかりのCD-Rライティングソフトを捜したいのだ。それと、すでに廃盤になってる音楽CD。探しまくる。あちこちの店に行き捜しまくる。しかし無いんだなこれが(ioi)。捜している音楽CDってのは「Nove Chent」の「Shine」と言うアルバムです。たぶん輸入盤で89年頃かそれ以前の時期のアルバムと考えられる。Nove Chentの国籍は不明。誰かこのアルバム持ってませんか?持ってる人がいたらメール下さい(笑)。結局私の探し物は見つからなかったのだ。

ん〜、でも秋葉ってあんまり安くないですね。もっと安いかと思ったけどそうでもないみたい。長岡のLAOXとか新潟のT-ZONEやSofmapなどと大して変らないなぁ。でも品物が多いから変な物とか探すには秋葉の方が良いね。


秋葉原から溝口へ帰って来た我々3人は横浜に生息しているCDRSメンバーのI前氏の家に向かう。18時にI前氏の家に行く事になっていたのだ。またしてもマイスイ〜トエブリ〜が活躍。何と言っても3人乗って移動できるのだ!これは素晴らしい。CDRSのT松氏の家、CDRSのK田氏の家、I前氏の家の位置関係(迫撃砲が届くくらいの距離)などを確認しつつI前氏の家の前に到着、と同時に私の電話が鳴る!電話の向こうはI前氏だ。「今、どこ〜?」だって。もう到着してますって(笑)。

I前氏の家はCDRSメンバーでいっぱいになる。K田氏、I爪氏、G氏、M屋氏、私、I前さん夫妻とK太君である。K太君を見たM屋氏が言う...

M屋氏:「K太君大きくなったねぇ〜」

私: 「え?この前見た時と変らないよ?」

I前氏:「お前がちょこちょこ家に来過ぎなんだよ!」

むむ。確かにそうかもしれない。良く考えてみるとこの半年間に3回ほどお邪魔してる。半年で3回も見てれば子供の成長なんか解らんのも当たり前か?(^^;;;;

さて、みんなで集まって何をしていたかというと新年会を兼ねての鍋パーティーである。I前氏が言う、「頼むから残さないでみんな食ってくれ!」だって。そんな心配は御無用。あっという間にすべて完食したのは言うまでもあるまい。

食い終わった直後からI爪氏がポテトチップス大袋をバリバリ食っている。聞けば本日3袋目だとか。相変わらずこの人の生態は謎に包まれている。

食い終わった我々はまたしてもグランツーリスモをやる。話によると今朝帰った筈の岐阜と姫路の2名は昼頃にI前さんの家に押しかけてグランツーリスモをやりまくってから帰ったらしい。更にその後Tく@姫路さんは豊橋のH藤さんの所に泊まっていったとの情報も有り。


それから我々はロドスタ2台とマイスイ〜トエブリ〜の3台でファミレスへと向かう。ゆっくり走ってるK田さんのロドスタについていく為にマイスイ〜トエブリ〜はフルブースト&電光石火のシフトワークでホイールスピンしながら走る!タービンは真っ赤に焼けているに違いない(笑)。そこまでやっても遅いもんは遅いのよ(泣き)。くそ!もっと速い車が欲しいぜ!

ファミレスのテーブルにみんなで座ってメニューを見ている段階になってこのあとでラーメンを食いに行く事が決定。ならばここで食うのはデザートのような軽いものって事になる。むさくるしい男が6人も集まってみんなで「パフェ」「フルーツヨーグルト」「クリームソーダ」などを頼む。クリームソーダを頼んだのは言うまでもなくI爪さんである。I爪さんはやはりここでもクリームソーダを恐るべき速さで一気食い。そして期待通りにアイスの高速食いによる後頭部のノッキングを発生させ頭を抱えてもだえ苦しんでくれた。頭を抱えて暴れるI爪さんを見てみんなで爆笑したのはもちろんである。相変わらず謎に包まれた生態だ(笑)。何も二日連続でノッキングが出る勢いでクリームソーダを飲まなくても良いと思うのだが(^^;。

その後みんなでラーメン屋へと移動。究極ラーメンという物を食い、ラーメン屋の隣りにあるゲームセンターへと吸い込まれていくのだった。ゲーセンでしばらく遊んだ後に解散。私とG氏とM屋氏は溝口へと帰る。

G氏の部屋で3人重なり合う様にして眠りに就く。今日はガス漏れが怒らない事を祈りながら...


1月4日

重なり合うようにして眠りに就いた我々は重なり合うようにして目覚めた。外は雨が降っている。そー言えば昨日I爪さんがファミレスで言っていた...

I爪さん:「丸山さん、明日は早目に帰った方が良いですよ」

私:「なぜ?」

I爪さん:「頭が痛いから明日は雨が降ります」

私:「何それ?」

I爪さん:「私の頭には気圧センサーが内蔵されていて気圧が下がると高周波ノイズと共に強烈な頭痛に襲われます。」

私:「.....」(^^;;

I爪さん:「この頭痛が来ると100%雨が降るっす。雪にならないうちに早く帰った方が良いっす。」

う〜ん、確かに雨が降っている。I爪気象予報士おそるべし...。相変わらず人間離れしていますね。

さて、私は本日で帰らなければならない。明日から仕事なのである。という事でさっさと帰る事にする。M屋氏とG氏はこれから三軒茶屋のヤンヤンまで油そばを食いに行くという...何ぃ!それは私も行かねばなるまい!という事でまたしてもマイスィ〜トエブリ〜に3人乗りで都内へと走るのであった。都内の道は素晴らしく空いている。普段なら2時間かかってもおかしくないような道を30分くらいで抜けられた。無事に三軒茶屋に着いた我々3名は油そばのヤンヤンへと向かう。それは実に怪しげでマニアックな路地に存在した。確かに店先に「油そば」とでっかく書いてある。我々は迷う事無く油そばを3つ注文する。注文を取りに来たおばちゃんは日本語を話せるようだが厨房にいるおっさんは日本語は理解出来ない模様。どうやら注文が入ってから手打ちの麺を打ち始めるというシステムのようだ。客席から良く見える位置で見世物状態で麺を打っている。おひおひ、それはちょっと時間がかかるのではないかい?(^^;

ついに我々の元へと油そばが運ばれてきた!この店に何度か来ているG氏はもうニコニコ顔で麺をかき回している!そう、まずはかき回す事から始めなければならないのである。我々3名はひたすらかき回す。第三者から冷静な目で見たら笑えるかもしれない。3人がひたすら麺をかき回している光景。

いよいよ食ってみる...。

む? あれ? こ、これは?(@_@)

む〜、万人向けのセッティングですね〜。味付けはほとんどラー油と酢。美味い事は美味いのだがイマイチ強烈さに掛ける。理性を感じさせる味付けですね。マルちゃんの油そばから比べたら明星カップ油そばに近い味付けです。麺は打ったばかりで寝かせていない為か腰が無くて小麦粉っぽい味。もうちょっと麺を熟成させて腰を出してから使った方が良いですね。客から見えるようにしてパフォーマンスのように麺を打つのは良いがそれをすぐに使ってもイマイチ腰が足りません。しかし、これはこれで美味いんです。でも、私が思い描く油そばはちょっと違うのだ。やはりマルちゃんのような理性を感じさせない強烈な味付けが欲しいですね。しかし、G氏はマルちゃんの油そばを食った事が無いと言う。それは食わねばなるまい!という事で我々はヤンヤンを出てそのまま東急ストアへと向かい、食品売り場に直行する。私は迷う事無く油そば売り場へとたどり着いた。どこのスーパーでも店内の雰囲気で油そば売り場は大体わかるのだ(笑)。有った!これだ!しかも「今月の特売品」になっているではないか!G氏は感動のあまりに目がウルウルしている(嘘)。M屋氏が写真機を取り出し、油そばのパッケージを手に感動するG氏の写真を撮っている。実に恥ずかしい光景かもしれない...。しかし、G氏は何を思ったか一旦手に取った油そばをまた元に戻して購入を中止。油そばを持って電車に乗るのが嫌だとか。しかし、彼は帰りに溝口の東急で油そばを買い求める事を約束した。本当に買えよ!


私はここでG氏&M屋氏と別れて関越高速練馬インターを目指す事にする。三軒茶屋から環状七号線へ乗る道だけ教えてもらってお別れ。お世話になりましたです。私は何事も無く環状七号線に乗り、マイスィ〜トエブリ〜のクロスミッションを駆使してフルブ〜ストで加速していく。あとは[練馬IC]の看板が有ったらそっちに曲がるだけである。私は看板を探す。

[東名高速] 東名...?ま、いっか。

[大田区] ふむふむ。

[↑大井埠頭] 埠頭?(@_@)

[↑平和島] ...(@_@)

[←品川] しながわぁ〜?

[国道一号線] なにおぉぉぉぉっ?(^^;;;;;;;;;;

国道一号線の下を突き抜けた私はしばらくして路肩にマイスィ〜トエブリ〜を停めた。地図を見る...。

あ゛う゛...


そう、私は環七外回りを走っているつもりで内回りを爆進していたのである。要するに逆走。11月の首都高速湾岸線逆走事件に続くアホな話になってしまいました。(^^;;;;;;;;;;;;;;;;

道が空いているのを良い事に私はおもむろにUターン。何事も無かったかのように環七外回りを走るのであった。再び三軒茶屋を通り過ぎ無事に練馬ICへと向かう。何事も無く高速に乗りあとは真っ直ぐ長岡ICまで走るだけである。途中で雨が激しく降ってきた。嬉しい...。何が嬉しいかって?そりゃもちろん、フェンダーの中に飛び散った雲古が綺麗になるからです。好んで水溜まりに突っ込んじゃいます(^^)。多分綺麗に落ちたでしょう!



かくして波瀾万丈の関東襲撃記は幕を閉じるのであった。皆さん、お楽しみいただけましたでしょうか?尚、ここに書いた事はすべて事実であり、実在の人物や団体等と深く関係しています(笑)。

劇 終