ROMライター


GRIDで売っているEITEC製ROMライターと私が作った秋月のROMライターを比較してみましょう。大きさの違いに笑って下さい。


上から見た図。それぞれのA/Cアダプターも一緒に映してみました。右側の巨大な方が私のROMライター。内蔵CPUとしてPentium120Mhzが装備されてます(嘘)

斜めから見ると更に驚くべきサイズと言えよう。私のROMライタが大きいのはMIDI音源が内蔵されているからなのです(嘘)。実はたまたま買ってきた800円のアルミケースがデカイだけで中身の基板は薄っぺらなのです。小さなケースが有ればもっと小さく出来るのだ。


ちなみに私のROMライターはA/Cアダプターも含めて総額1万4千円くらいかかったか?ケースなんか入れないで基板むき出しで使ってる人もいると思います。私はA/Cアダプターは新品のものを買いましたが、ジャンク品などで間に合うならもっと安く出来ますね。

GRIDの奴は4万くらいします。高いだけあって素晴らしいです。GRIDのは32ピンのROMも読み書きできるのでNA8Cの人は嬉しいでしょうね。EITECのモノはPCとのシリアル通信速度が115200bps、秋月のは9600bpsです。その動作速度の違いは激しいです。秋月のは書き込み開始のキーを押してから書き込みが終了するまでにタバコに火を点けたくなるほどの遅さです(笑)。

<99.07.26 追記>
秋月のキットの組立は簡単ではありません。ナメてかかると必ず失敗します。説明書は解読困難な書き方になってますし、元々電子工作のエキスパートで回路図を読める人を対象に書かれている感じです。電子工作に慣れてない人が解読するのはとても困難だと思います。

秋月のキットを買って、組立に失敗した、爆発した、テストのやり方が解からない、テストでエラーが出る、組立出来ないので組み立てて欲しい、組み立てて動いたものの短期間で壊れた、失敗を繰り返して2個分のマイコンキットとROMライタキットを買ってしまった、ソフトが動かない、付属FDのソフトが壊れてた、などの話はもう嫌になるほど聞かされました。絶対的な自信が有る人以外は買わないようにしましょう。組立失敗の可能性、動作の遅さ、ケースや電源の確保、手間、信頼性、などを考えると秋月のキットを買うメリットはほとんど有りません。秋月の場合、15Vの電源が必要な事から、車内で使うにはDAコンバータでAC-100Vを作ってからACアダプタで15Vに落とす事になります。EITECならそのままシガライタから電源が取れます。

EITECなどの完成品を買っても4万円くらいです。ソフトとケーブルとA/Cアダプタも付いてますし、12V電源コードを作るかオプションのコードを買えばシガライタソケットから電源が取れます。その性能差や12V電源で使える事、高速動作、信頼性、などを考えれば4万円は安いと思う。こちらを買う事を強くお勧めします。秋月のキットを失敗して2個分買えば18000円、それにケースと電源の価格、組立の手間、それらの事を良く考えましょう。そもそも、これから組立に必要な半田ゴテや道具を買おうなんて人は、秋月のキットを買うのは絶対に止めた方が良いですよ。
</99.07.26 追記>

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