ROMチェンジャー

庄司さんが製作したROMチェンジャーの取付けをやってみた。 普通に皆さんに配布される時はかっこいいケースが付いた状態となるようだが、私は自分で工夫したかったのでケースは付けてもらわなかった。中身だけの状態でマニュアルの類も無い。見れば解かるような物だから特に必要も無いと思うが。


↑これが中身のすべて。これとシールドフラットケーブルと普通のフラットケーブルが各1本付く。非常にコンパクトにまとまっていて作りも素晴らしく良い。これを私はカーステの下に余っているスペースに埋め込みたい。


で、こんなパネルを作ってみた。実はお盆休みに急いで取り付けたのだが行き付けの電子部品屋さんが休みだったので埋め込み加工に必要なスぺーサーや小ネジが手に入らなかったのでドラフト作業で取り付けたのでパネルの出来は悪い。あとでもう一度作り直す予定だ。


パネルの裏側はこんな感じ。手前を横切っている黒いゴムベルトみたいに見えるのがごっついシールドフラットケーブルだ。これをECU側のROMソケットに刺す。


取付け具合は納得出来ないが(笑)、一応完成。 でもやっぱあとで作り直そう。

これでもうECU本体には触らなくてもROMの交換が出来る。で、15ヶ月に渡って助手席で右往左往していたECUをちゃんと収まるべき所に収めた。ROMの切り替えは走行中でも瞬時に出来る。だが、ROMの脱着はキーがOFFになっていないとマズイみたい。たとえ今現在使っていないROMでもエンジンがかかっている時に脱着ようとするとエンジン回転が不安定になる。やめた方が良いみたい。

これを使ってセッティング違いのROMを走行中に切り替える事でマップなどの違いが走行フィールに与える影響を体感しやすいと思う。セッティング作業の強い味方となってくれる。いろいろなROMを作って試乗を繰り返しているとだんだん分け分からなくなってくるのだ。一旦停止してROMを付け替えて比較しようとすると僅かな違いなんかさっぱり解からんのだ。だが、このROMチェンジャーを使えばセッティング作業がとても楽になる。全開加速中でも切り替える事が出来るんだから素晴らしいじゃないですか!

セッティングが煮詰まったら今度はマージンを変えたROM、レブリミット違いのROM、高地用ROM、低地用、火吹き用、省燃費用、などのいくつかのROMを付けておけば必要に応じて選べるようになるから便利。これは面白いぞ〜。