NA8C Sr1 のECU加工の詳細

NA8C Sr1のECUで28ピンのROMが載っているタイプを分解加工してみました。その様子を写真と共に解説しましょう。これからNA8CでROMチューンを始める人の参考になるかと思います。NA6CEの追加基板取付作業も基本的には同じような物ですので参考になるでしょう。



コンピュータの外観です。



左側の「079753-2281」って書いてあるのが問題のROMです。こいつを外したいのです。噂通り基板には32ピンのROMも載るようになってますね。



見よ!この強力無比無敵バージョンの半田吸引機! 裏側から半田を溶かしてROMの足を前後にゆすりながら一気に吸取ります。吸取りに失敗した場合はもう一度半田を盛ってから吸取ります。そうしないと表側に残った半田が吸取れません。



真剣に半田吸取り作業をやる私です。(^^;;;



綺麗にROMが外れました。ノーマルROMはこのまま再利用しちゃいます。



28ピンのICソケットを元々ROMが載っていた場所にそのまま載せます。



裏から半田付けします。スルーホールの両面プリント基板なので反対側の表面まで半田が回るようにしっかりと温めてから十分に半田を流し込むようにします。あとで表側をチェックして半田が表まで回ってないようならもう一度十分に温めて裏から半田を流し込んで下さい。



無事にソケットが付いたらROMを差し込めば完成です。写真のROMはノーマルエンジン+レギュラーガス用に私が書いたすペシャルROMです。

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