NA8C Sr1 32ピンECUの加工方法

32ピンECUに28ピンROMを載せる為の加工方法について書いてみましょう。以下に28ピンタイプのECUの基板裏側の写真を載せましょう。


この「R672」の抵抗がミソなんです。実は0Ωの抵抗なんです。つまりただのジャンパーなんですね。32ピンのECUはこの抵抗が付いてません。そのまま28ピン256bitのROMを突き刺すと256bitを超えるアドレス領域を読み出そうとしてしまいます。そこでこのR672の場所をショートさせてしまえば256bitの領域以外は読みません。実際に加工した32ピンタイプのECUの基板を以下に載せます。


このように半田をブリッジさせてしまうか又はジャンプワイヤーを半田付けしてしまえば良いでしょう。これだけで28ピンROMを使えるようになります。突き刺すROMの中身は28ピンタイプのECUから吸い出したデータをそのまま載せれば動きます。これは誰かからもらうなどして先に確保しておいた方が良いでしょう。

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