NA8C Sr1のROM

NA8CSr1のROMについてちょっと調べてみました。つぶやきのコーナーにも書きましたが、NA8CSr1にはコンピュータが3種類存在するようです。いずれのタイプでもデフォルトでROMを挿す場所が基板についているらしい。32ピンのROMソケットがついているらしいのですが、そこにROMが載っていない(空きスロットになっている)物も有るらしい。しかしこのタイプは今の所確認されていません。CDRS(Club De Roadster)の友人の協力で確認されたのは28ピンのROMが載っているタイプと32ピンのROMが載っているタイプです。どちらのタイプでもROMが載っているソケットは32ピンのソケットです。28ピンのROMの中身はスクランブルは無しで簡単にROMライターで読み出せます。つまり追加基板など使わなくてもそのままROMチューンが出来てしまいます。日産車みたいですね。初期投資がほとんど無料なわけです。ECUの種類の詳細に付いてはこちらをご覧ください

しかし、チェックSUMと思われるプログラムが仕込まれているらしい事が解かりました。ROMの中身を1バイト書き換えただけでフェイルセイフに入いってしまう為、マップを書き換える事が出来ません。が、この問題もすでに解決済みです。このSUMの問題に付いてはこちらをご覧ください。

ではNA8Cの燃料マップと点火時期マップを見てみましょう。16進数を実際の点火時期や空燃比に変換する数式はNA6CEの数式をそのまま流用しました。なんとなくそのまま使えそうな気がします。という事で無責任モードで作ったグラフですのでそのつもりで見てください (^^;;;;;。

注: 回転数の軸の数字がNA6CEとNA8Cのグラフで異なった表示になってますが気にしないで下さい。NA6CEのマップ編集ツールを修正してないだけです。NA6CEのマップは500回転=512回転、7000回転=7168回転です。

NA8C点火時期マップ↓

比較の為にNA6CEのB63Hの点火マップを載せましょう↓

NA8C燃料マップ↓

NA6CE B63Hの燃料マップ↓

と、こんな感じになっております。またしてもタコなマップなんでイジリがいが有るってもんですね〜(笑)。

NA8Cの点火マップは負荷の軽い領域がかなり進んでますね。レギュラーガソリンを入れると発進時などにノッキングが出やすいのはこの辺りのマップに問題が有りますね。レギュラーだとノッキングするくせにハイオクを入れると吹けないという実にタコなマップです。