ナラシ運転

4ヶ月に渡っていじり続けたFire号もついに走り出した。


久し振りに太陽の光りを浴びるFire号。この朝日を浴びてニッコニコでチェーンを忘れたのだ。光速道路ではナラシにならんので一般道路を走って三国峠を越えるのだ。


3速、60Km/h、3500rpmで油圧は5kg/cm2を超える。この時の油温は85度くらい。


三国峠は2メートルは有ろうかと言う雪の壁。路面は乾いているから問題無い。


三国峠を超えて群馬側の月夜野まで来た。


そして雪が降るSAでつぶやきを書いていた時の写真。Nikon E700の2段増感撮影。スローシャッタで雪が写ってないが、実は激しく雪が降ってるのだ。

詳しくは3月20日のつぶやきをご参照ください(笑)。

そして700Kmほどを走ってオイル交換をやった。


磁石付きドレンボルトにはコンモリと鉄粉が付いていた。これはいつものオイル交換時の10倍って感じの量。ボーリングしてクロスハッチを入れたシリンダと新品ピストンリングの摩耗粉だろう。


エンジンオイルはメタルパウダーがタップリと混じったパールカラーのような色。かき回すとグルグルと回るオイルに模様が出る。こんなオイルは新車時のナラシ運転以来。オイルには細かな摩耗粉は多数混じっていたが、大きな破片や切り粉などは無かった。オイルエレメントも交換して、オイルエレメントのチェックバルブを押して中のオイルを出してみた。細かな摩耗粉がたくさん出てきたが、やはり大き目のモノは無かった。新車のナラシの時は巨大な切り粉が大量に出てきたのだが、やはりそれとは違う。とはいえ、普段のオイル交換に比べれば大き目な金属片と言える。

ちなみに新車時にメタルパウダーが減って正常な色のオイルが出てくるようになったのは3000kmくらい走った時だった。切り粉が無くなったのは1000Kmくらいの頃。新車ナラシの時は廃油に混じっているメタルパウダーは金属片の量でナラシの進行具合を判断してた。今回も1000Kmくらい走った時点でのオイルを見てナラシの塩梅を判断する事にしよう。

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