補強バー

シャーシー裏側にこんな感じで補強が入ってる。

リヤクロスメンバーの縦横の棒がオオノの補強バー。フロントにも1本入ってる。これは強烈な効果が有りだ。コーナ入り口で切り込んでいった時に2段階に切れ込むようないやな感じが消える。舵角が一発で決まるようになる。ギャップを通過した時のボディ残留振動も大幅に減る。ユサユサブルブルとしたロドスタ独特の頼りない乗り心地がしゃきっとしたフィールに近づく。

サイドシル両側に入っているのがアイザワのフロアレィンフォースメントだ。これも剛性アップに効くみたいだが、私のロドスタでは他の補強とサスペンションのスプリングの組み合わせの関係でこれを付けた時にギャップでのボディ残留振動が派手になってしまった。たまたまボディ全体の固有振動係数とバネの固有振動係数が一致してしまったのだろう。バネを別のモノの交換したら具合が良くなった。ジャッキアップした時のドアの閉まり具合も良くなるし、幌のキシミも減る。確かに効いているようだが、オオノの補強バーを付けた時ほどの感動はなかった。

2014:11.28 追記
その後、このパーツに大いなる疑問を感じて外して捨ててしまった(ホントにゴミにして捨てた)。外した時に思ったのだが、まったく違いが解らなかった。

補強と言うのは、補強材に対して引っ張りや圧縮の方向に力がかかるように入れると効果が高いが、補強材そものにに曲げの力が掛かるようなやり方だと効果が出難い。余程強力で硬いモノでなければ意味が無いのだ。