サンバの整備状態

MG-Zは整備状態が良好な車には効果が少ないという。ご存知のように私のサンバでは効果が体感できていないし燃費データも際立った違いは出ていない。10万キロ走行の私のサンバだが、ここ1年半くらいの間の整備状態を考えてみた。以下に交換した部品や整備内容を書いてみよう。

タイミングベルト
タイミングベルトテンショナ
クランクシャフトオイルシール
カムシャフトオイルシール
ウォータポンプASSY
スーパチャージャベルト
クーラベルト
イグナイタASSY
クランク核センサASSY
O2センサ
ディストリビュータキャップ
ディストリビュータロータ
プラグコードセット
点火プラグ
シリンダヘッドカバパッキン交換

フロントブレーキキャリパピストン交換 O/H (リコールによる作業)
フロントブレーキパッド
フロントブレーキディスクロータ研磨
フロントドライブシャフトブーツ交換

フロントデフオイル交換
ミッションオイル交換
エンジンオイル 15W-40 SJ/CF を3000km毎に交換 (前オーナは 10W-30 SF/CDを4000キロ前後で交換)
冷却水 1〜2年ごとに交換

といった感じだ。前オーナが乗ってた間の整備内容も一部含まれている。走行性能に影響しない部分の整備まで入れたらもっと色々有る事は言うまでもない。私としては整備不良車だと思っていたのだが、良く考えたら結構真面目に整備してる部類に入るのかも? 前オーナが乗っていたのは6万〜9万キロくらいまでの間だ。この間も結構真面目にオイル交換はしていた。そうそう、前オーナが乗っていた頃にテフロン系添加剤を継続テストした時期が有った。オイル交換毎に入れるタイプの添加剤だったので、効果が数万キロ云々というモノではない。その添加剤の使用を中止してから2万キロくらい走っただろうか。ちなみにこの添加剤は使用を開始した時も中止した時も違いは解からなかった。

吉川さんの実験によると、「整備状態が著しく良好な車両の場合、MG-Zによる燃費向上率は5〜10%程度であり、誤差の範囲と考えられても仕方ない」との事。私のサンバって整備状態が良好な車になるのだろうか? 私本人はいい加減に整備しているつもりなんだけど(笑)。サンバの整備状態が良好と言えるなら私のロドスタなんかスーパーデリシャスゴールデンアロー超ウルトラハイグレードレベルの整備状態と言えよう。だとするとロドスタでMG-Z実験をやっても違いなんか出ないだろうなぁ。

もっと一般的な整備状態の車でMG-Z実験をやってみたいところだが、私の回りの友人達の車は軽自動車からロドスタやポルシェまでみんな完璧な整備状態なのだ。手抜き整備な車なんか私の近辺には存在しないんだよねー。

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