中間加速タイム測定

クラッチ操作、発進操作、シフト操作などの誤差の原因を無くして測定条件を可能な限り揃える為、3速にて2000rpm〜7000rpmに至るまでの加速タイムを測定した。タコメータと手動ストップウォッチ使用。3速2000回転で一定速度で走行中に、ウォッチスタートと同時に全開まで一気に踏んで7000を超える瞬間にウォッチを止めた。ちなみにサンバー吸うパーチャージャーの実用回転域は2000〜8300回転である。投入前と、燃料及びオイルの両方に投入した状態での測定。測定回数は共に10本。尚、明らかにウォッチの操作をミスった時はトライをやり直した。

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投入前 8'19 8'13 8'28 8'41 8'37 8'17 8'30 8'12 8'03 8'13
投入後 8'44 8'41 8'37 8'24 8'17 8'87 8'83 8'86 8'42 8'18

10本の平均
投入前 8'21
投入後 8'48

最速と最遅タイムを除いた8本の平均
投入前 8'21
投入後 8'46

これを誤差と捕らえるか? 遅くなったと捕らえるか? それはあなたの判断に御任せします。

実際に運転してみての感想。ちょっと乗った感じは全然変わりません。変化無し。な〜んも解からん。すっごく気を付けて乗ってみると、投入前の加速テスト時に感じていた5000回転でのトルクの谷が無くなった。しかし、これは5000でのトルクの谷が埋まったのか、それ以上の回転での山が消えたのか定かではない(笑)。高回転(特に8000回転以上)でのキレは悪くなったような感じもするが、ほとんど気のせいと言ってしまえばそれまでって感じの違いでしかない。実際ただの気のせいかも(笑)。普段私は2000回転以下は絶対に使わないのだが、無理に回転を落として走ってみると良くなったような感じもする。4速5速の1500回転くらいで加速しようとすると、いくらパワーバンドが広いスーパーチャージャーとは言え所詮軽自動車なのでエンジンスナッチが発生してギクシャクしていた。それが投入後はスナッチが発生しにくくなったのは確か。しかし、2000回転まで回すともう違いは解からない。普通に乗っている分にはまったく変わらない。信者のインプレにあるような「すべるような走り」とか「まるで別物」「排気量が上がったかのよう」なんて話とは程遠い。

このあと、2日後にもう一度測ってみた。効果が遅れて現れる可能性も有ると思ったからだ。結果は「8'30」前後であり、いずれも誤差の範囲と言った感じ。乗った感じも変わってない。こんなもんか?

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