極圧テスト結果

MG-Zを投入したオイルは著しく性能が向上し、極圧試験においても優秀な特性を示すと言う。そんな事を言われてもFireRoadsterとしては素直に信じられないわけで(笑)、確認の為にテストしてみた。

MG-Zを入れたオイルと入れてないオイルを並べておくと、MG-Zの共鳴振動波長により、双方のオイルがMG-Zにより性能向上してしまうとの事。じゃ、私のサンバの隣においてある車のオイルもさぞかし高性能になって燃費も良くなっている事だろう(笑)。MG-Z入りオイルと、未投入のオイルを比較試験する場合、同時にテストすると未投入オイルも同じ性能になっている為に結果に差が出ないんだそうだ。

そこで実験の手順は以下のようにして行なった。

まず、MG-Zを入れる前のベースオイルをラボに送る。オイルの運搬に私のサンバを使うとMG-Z波動の影響を受ける可能性が有る為、MG-Zが一切存在しない環境でオイルを500ccボトルに入れて徒歩にて運搬し、宅急便にてラボに発送した。 そのテスト結果が出てから、今度はMG-Zを入れたオイルを発送し、テストを行なってもらった。尚、これら2つのオイルはまったく同一の缶から同時期に取り出したオイルである。一方にはMG-Zを入れて密封し、ファンヒータの前に置いて温度を上げたり、良く振って攪拌したりしたモノ。MG-Zを入れてからテストするまでは1ヶ月以上有ったので、効果が現れてないってことはない筈。即効性が売りなんだもんね。

尚、テストを行なって頂いたラボにはMG-Z云々の件は伝えていない。テストに使用したオイルは 15W-40 SJグレードの鉱物系オイル。エステルや有機モリブデンなどの高価な添加剤は含んでいない。

それぞれのオイルで2〜3回の試験を行ない、焼き付き荷重、焼き付き時のモータ電流、テストピース摩耗量、耐熱性、耐水性、などの項目のテストを行なった。

その結果は、誤差以上の違いは現れなかった。ラボには同じオイルだと言う事はバラしてなかったのだが、「前回と同じオイルですよね」って言われてしまった(笑)。誤差以上の違いが検出できなかった為、「結果は前回とまったく同じです」との事。

実施したテスト項目においてはMG-Zによる効果は認められなかったって事である。

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