Subject:(件名)は内容が推察できるものにして下さい。
「教えてください」「質問です」「はじめまして」 これらは最悪最低の件名と言えます。
例えば、ROMについての質問で「質問です」と書くよりも、「ROM」の方が内容が推察できるわけです。更に「NA8CのROM」とか「BPF3型ROM」の方がより内容を限定して推察できるわけです。
「○○です」と、名前を件名に書く人もいます。名前は同時に見えてますから件名に名前を書いてもまったく意味がありません。
一度に数人の読者の方と数日間に渡ったメールのやりとりをする事も多々有ります。同じような件名のメールでやりとりをしていると何がなんだかわからなくなります。
FROM:(差出人の名前)は出来るだけ統一してください。
せめて同じ話題を続けている間は同じ名前で統一して欲しいです。
複数の環境から出している人や、環境を手直したりした時などに差出人の名前を変えてしまう人がいます。差出人の名前が同じなら例えメールアドレスが違っても大量のメールの中から同じ人からのメールを一発で並べる事が出来ますが、名前が違うとメールアドレスが同じだったとしても瞬時に捜す事は出来ません。「以前メールを出した事が有るのですが...」などと書かれても、FROMに書かれた名前が違っているとすぐには発見できません。
FROM:(差出人)に書かれた名前が同じなら、例えメールアドレスが違っても同一人物として認識できます。FROM:(差出人)に書かれた名前が違っていると、メールアドレスが同じだろうがなんだろうが別人からのメールとして見えちゃうんです。例えば、
FROM:"N.Maruyama"<maruyama@super.email.com>
FROM:"N.Maruyama"<nmaruyam@alles.go.jp>
FROM:"N.Maruyama"<nm4455@mue.biglobe.co.jp>↑これはアドレスは違いますが名前が全部同じなんで同一人物に見ますし、一発でソート出来るんで同一人物からのメールとして並べ替える事が出来ます。同じ人からのメールだけを連続して読み返せます。違う環境とかから出したメールだとしても名前が同じならそれで良いんです。が...
FROM:"Maruyama"<maruyama@super.email.com>
FROM:"丸山"<maruyama@super.email.com>
FROM:"Fire"<maruyama@super.email.com>
FROM:"FireRoadster"<maruyama@super.email.com>↑これだとアドレスは同じですが、名前が全然違うので同一人物からのメールには見えません。ソートで並べる事も出来ません。メールアドレスが変ってないからヘッダ検索をすればなんとか発見できますけど。最悪なのは以下...
FROM:"Maruyama"<maruyama@super.email.com>
FROM:"丸山"<nmaruyam@alles.go.jp>
FROM:"Fire"<maruyama@biglobe.co.jp>名前もアドレスも変ってるパターン。もう最悪。こんなんで「以前メールを出した○○ですけど...」なんて書かれたって解かるわけ無いです。実はこういうヒトがものすごく多いです。過去の話の繋がりも探し出す事が不可能です。せめて署名がキチンとしてれば署名に使われてる部分で本文検索すればなんとか探し出せるカモしれませんが、署名が無いヒトとか、メールの書き出しで名乗ってないとか、って場合はもう絶望的です。どうやっても過去メールなんか探し出せません。例えば私のメールならどのマシンのどの環境から出したメールでもFROMはすべて「N.Maruyama」で統一されてますし、メールの書き出しでは必ず「丸山です」と名乗ってます。署名も入ってます。ちなみに署名が無いヒトってものすごく多いです。署名が無い、FROM:が変る、アドレスが変る、名乗らない、最悪のメールですね。
あと、出来れば本名で書いて欲しいっす。私は変なハンドルネームって覚えられないんです(笑)。
メールの書き出しで本名@居住地区で名前を書いてくれるととても嬉しい。すぐに覚えられます。例えば、「丸山@新潟です。」とかね。ハンドルネームだけしか名乗らずに署名無しで書かれたメールはどこの誰だかさっぱり解からないので、1週間も経てば忘れてしまいます(笑)。忘れてしまった人のメールを探す時に差出人別に並べ替えて見れば過去のメールが解かるわけですが、このときにFROM(差し出し人)に書かれた名前が変っているともう解かりません。
と言う事で、FROM:とSubject:と署名がキチンとしたメールはすぐに覚えられるし対応しやすいんです。
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