ブレーキ分解

走行距離が少なくて新車に近い今のうちにブレーキを分解して整備しておくのだ。

雪国では融雪剤の影響でブレーキ各部のサビが激しく、トラブルになりやすい。サビを防止する処置をやっておきたい。これは新車のウチにやるのがベスト。新車に近い今のウチに出来る事はすべてやっておきたい。



フロントブレーキはブレンボだ。パッド外し、ピンや各部をグリスアップして組み直す。


一度外した各種ボルト類はスレッドコンパウンドを塗って組み直す。10年経ってもスムーズにバラせるように備える。


ブレーキロータのハブ部分や外側部分など、パッドが当たらない部分を耐熱塗料で防錆。ちなみに新車デフォルトで耐熱ブラックが塗装されていた。イタ車とは思えない丁寧な処理にビックリ(笑)。その上から更に防錆処理を施した。

ブレーキキャリパのピストンやスライドピンなどにはシリコングリスを注入。


ABSのホイールスピードセンサ。コレは錆付いて分解不能に陥るパターンが多い。今後の整備でハブの分解やナックルの叩きが必要になった場合など、センサを外したくても錆び付き固着で外れないという事態が予想される。新車のウチにバラしてシリコングリスで防錆処理したい。


が、外してみてビックリ! すでにシリコングリスが塗布されていた! もちろん4輪バラしたが、すべて丁寧にシリコングリスが縫ってあった。 新車のデフォルトでここまで気を使って組んであるなんて、国産車じゃ有り得ないっっ! イタ車、スゴイぞっっ!


せっかく外したので更にタップリとシリコングリスを塗って組み直した。


使った工具類。 Snap-onの6角ソケット1mm刻み、PROXONのメガネとコンビそれぞれ1mm刻み、ASTROのHEXとTROXとスプラインレンチ、など。輸入車は工具がいろいろ必要で国産車用に揃えた工具ではまったく用が足りない。


ちなみに最近お気に入りの工具。Snap-onの3/8ラチェット大中小の3本。この3本が最高に心地良く使える。

このネタの時点でMiToはほとんど乗ってない。名変が終わって新しい長岡ナンバが付いたわけだが、検査登録事務所まで往復しただけでまったく乗ってない。銀プレッサバンが現役で使えるウチにMiToを徹底的に仕上るのだ。

次回のネタはシャシの防錆処理の予定です。

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