プランニング開始

三角変形地で三方道路な変な土地を買ってしまった。無限の可能性を秘めたこの変形地にガレージ(ついでに家)を建築するべく、私が建築会社各社に出した希望は以下である。

・基本的にはガレージ。ついでに家(笑)

・1階 全部ガレージと倉庫(笑)

・2階 1LDK+ロフト

・サンルームとバルコニー

・洗面台は脱衣場とは別に

・キッチン付近にパントリ(食品倉庫)

・将来エレベータを入れる為のスペースを確保

という感じ。

1階部分は全部ガレージ! 単なる「車庫」ではなく、また魅せる為のガレージでもなく、作業場としての使い勝手を備えたガレージ。 ガレージ系雑誌のカラーページに載っているようなショールーム的なガレージではなく、整備工場的なガレージを作りたい。 広ければ広いほど良いが、最低限、ロドスタの大きさ+前後左右に1メートルの柱や壁に邪魔されない空間。つまり約 3700mmX6000mm の空間を確保。それ以外に、柱や耐力壁が有っても構わないけどバイクや部品や工具を収めるスペース、エンジンなどをバラして散らかすスペース、そして普段使いの銀プレッサバンなどを納めるスペースや雑多なモノを納める倉庫。

生活空間は全部2階のワンフロアで済ませる。リビングも寝室もフロもトイレも全部2階でワンフロアにする。一般的には水周りやキッチンやリビングが1階で、サンルームやクローゼットや寝室が2階とか、生活空間を上下に二分割している家が多いと思う。しかし、すべてをワンフロアで済ませる事が出来るマンションやアパートに20年も住んでいる私、ワンフロア生活の便利さを知っている。風通しも良く、道路からの視線も気にならないし、2階ワンフロア生活はメリットが多い。

しかし、2階生活空間で、老化や怪我などで体が不自由になると生活そのものが不可能になる。そこで、将来的にエレベータを入れるスペースを間取りに組み込む。エレベータを入れるまでは床を張って物置なり小部屋なり好きなように使う。基本的にバリアフリーに、万が一車椅子生活になってもエレベータだけ追加すれば困らないように考慮。出来るだけドアは避けて引き戸を使う。

イメージとしてはガレージ空間の上に1LDKマンションの間取りが乗っかってるような感じ。それを実現する構造はRCでも鉄骨でも木造でも良いが、それぞれの構造のメリットとデメリットとコストを考えた上で構造を選択したい。

と、こんな感じでプランニングをお願いした。さて、これでどんなプランが出てきたのか? 3社と話をしたので3社から出た間取りの総数はかなりの数。更にウチ独自で書いた図面や落書きとか脳内プランは100種類を遥かに上回る。その中から、今村工務店(+d house)のプランを中心に履歴を紹介していきます。

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