電気系 打ち合わせ

電気配線の打ち合わせ。

現場で今村工務店の担当H氏と電気屋さんを交えて打ち合わせ。

ウチの間取りは1つの空間に複数の出入り口が有る。生活の動線を考えた間取りにした結果、電気配線は大変な事に...(^^;;


まだ壁が存在しない柱だけの空間の中で、実際の生活の動線を考えながらスイッチの位置を考える。 ある空間に出入り口が一つなら、その出入り口付近に照明のスイッチを付ければOKだが、ウチの場合、そうはいかない。三路スイッチを多用して、一つの照明をあっちでもこっちでもON-OFF出来るようにしなければならない。 大型荷物の搬入が楽に出来るように、壁の一部を脱着式にしてしまった結果、スイッチを付けられる位置が限定されてしまい、大変頭を悩ますハメに陥る...(^^;;;


これはリビング東側の壁。AVスペースになる予定の場所で、あえて窓を配置しない壁面になっている。 白い配線の束はサラウンドスピーカの配線。フロント左右とリヤ左右のスピーカ配線を壁内に配線してもらった。グレーの線は75Ω同軸ケーブルで、南側に設置するCSアンテナと、北側に設置するUHFフラットアンテナからの配線。 オレンジ色のはCD管で、LANケーブルを通す。今後のAV機器はLAN接続が必要になるとの読みでAVスペースにLANポートを設置。


こちらはリビングの一部。オレンジ色のはCD管。PCスペースになるハズの部分で、ここに各所からのCD管が集中。ここにLANケーブルが集合し、ルータに接続される。LANケーブルは1階ガレージ、寝室、AVスペース裏側、へ繋がっている。光ケーブルを引き込む為に外にボックスを付け、そこまでCD管を通してある。電柱を眺めて光ケーブルが来ている場所を確認して、そちらに近い場所までCD管を通した。 LANケーブルをCD管に通して設置してもらったのは、物理的にLANケーブルにトラブルが発生した時に簡単に交換出来るようにしたかったのと、今後、どのような通信規格が登場しても対応出来るように備えたかったから。各部屋を繋ぐCD管、それと外まで繋がるCD管はきっと役に立ってくれると思う(^^;

PCスペースの電源とその他の電源は完全に独立した配線でブレーカも別にしてもらった。キッチン家電やドライヤなどと道連れにPCの電源ブレーカが落ちるの避ける為。 PCスペースの足元を埋め尽くすACアダプタや外付け機器の電源などをスッキリ整理する工夫も加えた。

各部を通る電気配線とオレンジ色のCD管。PLCや無線も良いが、やはり物理的なケーブルが一番安心でトラブルの切り分けも簡単なのだ(笑)。

あと、もしも蓄熱暖房機を入れる事になっても困らないように、配電盤から蓄暖設置予定場所まで7Kwクラスの蓄暖に対応出来る配線を通しておいた。将来、蓄暖を設置する場合でもスッキリと収まるように設置場所も確保。

ガレージにはコンプレッサや溶接機など使い易いように200Vのコンセントも設置。100V系のコンセントも、配線は大電流に耐えられる太いモノを通してもらった。大電力を使う100V半自動溶接機などの機器を使っても配線に余裕が有るように配慮。シャッタを閉めると真っ暗になるガレージには人感センサ付きの照明も設置。毎日の車の乗り降りで困らないように配慮した。

ガレージの照明は普通にやすっぽい蛍光灯。位置は天井の真中ではなく、両脇に設置。クルマの両脇を照明出来る位置に設置する。本当は壁に付けたいのだが、側面だと破損しやすいので天井の両脇に設置。

と、こんな感じに照明の位置やコンセントの位置、各種照明のスイッチの位置からインターホンの位置まで、現場で綿密に打ち合わせ。疲れたー(^^;

でもね、こんだけ一生懸命に生活をシミュレーションして考えても、きっと住み始めてから気付く不便さとか失敗とか有るんだろうなー(^^;;

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