完成見学会

08.07.20〜21

完成見学会が開催された。


気持ち良く晴れた(^^)

当日は朝イチから夕方までほぼ絶え間無くお客さんが現れて大盛況となった。 静岡、福島、神奈川、埼玉、群馬、など近県の読者も多数来場。 中には本気でガレージハウスを建築計画中の読者さんもいたようで、かなりの長時間に渡って隅々まで見てメモを取っていた。


ビール監督も登場(^^; 近所の変態長とか県内の顔見知りも多数。 ほとんどのお客さんが真っ直ぐに2階に行くが、友人や読者はガレージをじっくり見る。特にビール監督は真っ先にガレージから見てた(笑)。


ロドスタガレージはこんな感じで友人達との遊び場になっていた(^^;


センタのガレージは受け付け所。北側の開放ガレージは商談所になっていた。ウチを見て新たなにプラニングを開始することになったお客さんも何組かいたみたい。すでにプランニング中のヒトもここで図面を広げて担当H氏と話しをしていた。

読者や私の友人は別として、一般のお客さんも多数来場していた。そのお客さんの反応をこっそり見ていると...

ガレージにはあんまし興味が無い(笑)。まっすぐに玄関から2階へ行く。ガレージやガレージへ続く裏玄関などは最後に見る程度。

2階リビングに入ると、「広い」「明るい」「白い」の声がほとんど。

ぐるぐる回れる動線で子供が大騒ぎする。

洗面台はほとんどの人に好評。

サンルームに洗濯機、コレにはほとんどの主婦層が感動。

水周りの壁をパネルにして床をフロアタイルにしてあるのも好評。

ホテルみたいにオシャレで参考にならないとの声も(^^;

「広い」と言うのは実は錯覚。視線の先に開放感が有るように窓を配置し、閉塞感の有る壁で視線を塞がないようになっている為、広く感じるだけ(笑)。勾配天井と上部の採光窓なども空間の広さを感じさているカモしれない。実際にはLDKの面積は一般的な住宅と変わらないか、むしろ狭いカモしれないくらい。 1LDKの間取り全体の面積も一般的な2階建て住宅よりも遥かに狭いのだが、ワンフロアに並べてある為に広く感じるだけ。狭苦しい感じが無いように各空間に大胆に面積を割り当ててあるのは確かだが、全体の面積は狭いハズ。

「明るい」と言うのは各空間に窓を配置して暗くなる場所が無いように考えたので、これは確かに明るいんだと思う。「白いから明るい。白くてオシャレ」などの意見も多かったが、それは気のせい。ほとんどの家が壁は白いし天井も白いハズ。壁や天井が白いのはウチだけじゃないし、珍しい話ではない。 ウチの場合、それに加えて幅木や窓枠などの細かいパーツを白くしただけだ。 天井と壁の間に茶色い鉢巻を巻いている家が多いが、ウチはこの巻物も排除したので更にシンプルで真っ白に感じる。たったコレだけで 「真っ白で明るくてオシャレ」 と感じさせる。

洗面台は概ね好評。 実用性最優先で設計したウチの中で、この洗面台だけが唯一遊びの部分。とは言え、ガラス一体整形で継ぎ目が無い為、掃除のしやすさは抜群で主婦層にもウケが良い。洗面台の幅も大きくて使いやすく、洗面台に収納は要らないと考えた私は別に実用性もコレで十分と判断。 壁面を壁紙ではなくキッチンパネルにして水拭きが可能なようになっている点も好評。トイレや洗面とキッチンや脱衣場などの水周りもフローリングではなく、水に強く掃除が簡単なフロアタイルにしてある。 コレを見て今村工務店にトイレのリフォームを依頼したお客さんもいたらしい(^^;

ホテルみたいでオシャレとの声も多かった。パっと見ではオシャレな空間に見えるが、良〜く見ると特別な事はナニもしてない。すべて実用性重視の設計で、実用性を無視してデザインを優先させた事は一つも無い。勾配天井も外断熱の特性を活かして屋根勾配をそのまま天井にしただけだ。デザインの為に高コストになっている部分もほとんど無い。 むしろ実用性の為にコストをかけた。 実用的な意味が無いモノはナニ一つ無いハズ。

実用性最優先で設計しても、各パーツの配置と色を工夫しただけで「カッコ良い」と感じさせる空間は実現できるという事。 コレに気付いてくれれば、今後建築を考えているヒト達に参考になる部分はいっぱい有ったハズなんだけどな〜(^^;;


読者の皆さんから頂いたお土産。みなさん、ありがとうございましたっっ!(^o^)

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