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よくある”問答”もんどう・・・−13−



126 キャッチセールス
127 訪問販売
128 カードでの投資行為
129 無知に付け込んで料金を取る
130 貸したカードの支払い義務
131 無言電話への対処


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126 キャッチセールス

 街頭で、若い人、学生や少年や少女相手に、意味不明の会員証のよ うな物や、語学教材を売りつけたり(キャッチセールス)、あなたは 〇〇〇に当選されましたなどといって何かを買わせたり(アポイント セールス)、卵や石鹸を無料で配りますといっては中高年女性を集め 閉鎖的な部屋に誘い込んで独特な雰囲気を作って何かを購入させるよ うなこと(催眠商法)が、頻繁に行われています。   

 この様な、判断能力が十分でない人や、判断が困難な状況の下で、 考えるチャンスを故意に少なくさせ、即断を迫り、あるいは群集心理 をあおるなどの方法によって、軽率な判断を誘い出す商法を取ること により、消費者に検討する時間を与えず大きなものを買わせることで、 大きな被害を生みだしています。
  この商法に会うと、明らかに騙されたというわけではないし、一応 自分で承諾したという事実があるので、なかなか文句を言いにくいと いう心理が働きます。冷静になって考えれば、あるいは家に帰って親 兄弟に相談すれば、別の判断があったのに、どうして軽率な判断をし たのかと自分を責めることが多いようです。  

 この様に、人間の弱点を利用するような、不等な商法があるので、 それに対し、クーリングオフという制度を設け、消費者を保護するこ とになったのです。

 クーリングオフとは、契約をした日から8日以内であれば、当該契 約を解除できるというもので、その制度によって、おかしな契約から 離れることができます。  

 これらの事項の相談は、社団法人 日本訪問販売協会の窓口で相談 を受けていますので、詳しくはそちらに相談してみて下さい。  

また詳細は日本訪問販売協会にご相談ください。     

東京   03−3357−6019    
札幌   011−221−6192     
仙台   022−211−7989     
名古屋  052−931−5889     
大阪   06−946−9654     
広島   082−222−7851     
高松   0878−34−9723     
福岡   092−575−2798  

新聞の勧誘の苦情などは      
新聞苦情窓口 03−5294−2351



127 訪問販売
 

 訪問販売といって、消費者の自宅に押しかけていって、様々な契約 を押し付けることがあります。  

 この様な、判断能力が十分でない人や、判断が困難な状況の下で、 考えるチャンスを故意に少なくさせ、即断を迫り、あるいは群集心理 をあおるなどの方法によって、軽率な判断を誘い出す商法を取ること により、消費者に検討する時間を与えず大きなものを買わせることで、 大きな被害を生みだしています。  

 この様に、人間の弱点を利用するような、不等な商法があるので、 それに対し、クーリングオフという制度を設け、消費者を保護するこ とになったのです。

 クーリングオフとは、契約をした日から8日以内であれば、当該契 約を解除できるというもので、その制度によって、おかしな契約から 離れることができます。  クーリングオフが使える場合(保護される場合)とは消費者の自宅 などでの取り引きをさします。
  販売業者の店舗、事業所、営業所、代理店などへ、消費者が赴いた のでは、訪問販売ではありません。それ以外のところで、申込みを受 け、売買契約を行うことが必要です。消費者の家庭のほか、職場、特 設会場、臨時販売所、公園、街頭、駅頭等において行う売買行為であ り、訪問販売という言葉の語感よりもかなり広い範囲を意味するもの です。

  たとえば、
■ 街頭でのキャッチセールス
 
■「当選しました」と か「あなたは〇〇〇〇番目の記念者です」などといって、雑誌を売り 込んだり、鞄を売り込んだりすることが、有名な商社からも頻繁に行 われます。これらを、アポイントセールスと呼びますが、これも訪問 販売になります。

■町中で、無料で商品を配るという宣伝を流して、 それに釣られてやってきた主婦達を臨時の会場に集め、卵や、ティッ シュをつぎつぎとゲームのように無料で配り、主婦達の感情をあおり、 集団心理を利用して、羽根布団など高額なものを売りつけるようなこ とがあります。

 これを、「催眠商法」等と呼んでいます。これも、訪 問販売にあたります。

 こうした事に巻き込まれたら、恥ずかしがらないで、合理化しない で、すぐに契約を解除します。これを、クーリングオフといいます。  

 何より期間が短い(契約の日から8日間まで)ので、迅速に行う必 要があります。

 これらの事項の相談は、社団法人 日本訪問販売協会の窓口で相談 を受けていますので、詳しくはそちらに相談してみて下さい。

  126 キャッチセールスもご覧ください。



128 カードでの投資行為

 最近被害が出ているのが、カードを利用した巧妙な犯罪行為です。
  おおかたの内容は、大変有利な投資先があるが、投資しないか、 投資金額は数十万必要だが、カードを使って借り入れたら良い、そ の返済日までに増えて返ってくるから、返済できた上で、お小遣い が稼げる、と言った内容です。  

 これは、カードの支払いという、現実に現金が動かないことから くる判断の低下と、現実的な投資の危険に対するだましが重なった もので、巧妙な詐欺行為に過ぎないのですが、多くの若い人がかか っているようです。

 このカードの利用は、クーリングオフなどということが適用でき ないという問題があります。というのは、カードを利用して借り入 れを行うこと自体は消費者と金融機関との間の借り入れの契約です から、それだけで単独のものというほかないのです。この借入金を 投資など、訳の分からないものに取られたということなのです。
 従って、カードの代金を支払わないで良いかといえば、カード代 金はきちんと支払いつづけないと、カードが使えなくなるだけでは なく、不払いによりブラックリストにも載りますので、注意しなけ ればなりません。

 こうして、カードを絡ませることによって、支払いを続けるとい うことで、問題の転嫁を図ろうとしているわけです。

 しかし、投資行為はその投資の危険性をいっていませんから、不 適切な勧誘であって、公序良俗に反し違法ということができます。
 従って、こちらはこちらとして、違法なので、契約を解除すると いう明確な方針で望まなければなりません。



129  無知に付け込んで料金を取る

 最近あった事例ですが、「インターネット登録協会」などといっ た架空の団体明を利用して、NHKの放送受信料金と同様のものと 勘違いさせて、料金の徴収するものがいたそうです。

 また、これに似たもので、「消防署の方からきました」などとい って消火器を売りつけていく業者がおります。

 いずれも、消費者の勘違いや錯誤に乗じて、物を売りつけたり、 料金を騙し取るという手口です。いずれも、明らかな詐欺行為です。  消費者をだまして物を売るのであり、あるいは虚偽の事実を告げ て消費者を陥れて金員を取るのですから、立派な犯罪行為です。  

 ただ、通常だます金額が、比較的に小額で、すぐに出しやすい金 額なので、被害届をだす事が少なく、泣き寝入りしてしまうことが 多いようです。
 犯罪者は、そうした泣き寝入りがしやすい金額を取ることで、数 多くだましても一向に逮捕されないうえ、次々と犯行を繰り返して いくということになります。

 消費者としては、たとえ大金ではなくても、被害届を出して、そ れ以上被害者が出ない様に、協力して犯罪を防止したいものです。  



130 貸したカードの支払い義務

 カードの貸し借りなど、そもそもできない事は明らかです。カー ドの裏面に、貸借、譲渡の禁止が明記されているはずです。
  これは、カードが、個人の所有物ではなく、カード会社にその所 有権が留保されています。この会員証等は、会員に貸与されている ものなのです。従って、会員はそのカードを、他人に貸与すること 自体許されない行為なのです。

 さて、こうし他約束に反して、他人に貸しておいて、自分は使っ ていないということがいえるかですが、そもそもこのカードの所持 人は会員本人であると、合理的に推定できるわけです。そのために、 会員規約において、又カードに明確に記載してある訳です。
  従って、サインをしたものが、明らかにカードの裏の署名と違う ことが明らかであるなど、通常の注意義務があれば所持人ではなか ったということがわかる場合には問題にする可能性がありますが、 通常は貸した方の責任になります。

 次に、貸した方にとって、借金がかさんでいくことは明らかなこ とです。カードは、使うために借りるのですから、使われるのが当 たりまえ、予定通りの利用方法なわけです。したがって、使用され た範囲で、会員の責任が発生します。もしそれがいやなら、途中か らでもカードの利用を止めてもらうようにカード会社に申し出でて、 その利用を現実にストップすることです。
  それもしないで、漫然と貸しつづけていたのでは、救済の方法が ありません。  

 友人にカードを貸したのですが、それはいわば白地の手形を渡し たのと同じで、どのように使われても文句は言えないのです。まし てやカード会社や、第三者に文句を言うことはできません。

 借りた本人には請求は当然ながらできます。
  それは、カードの会員の信用を利用した代理の借り入れであり、 その借り入れたお金をすべて流用したのですから、その流用した全 額について、会員への返還義務があります。

 その他の救済方法はありません。
 カードには保険がついていますが、会員に重大な落ち度があるの で、その保険を利用するのは相当困難でしょう。    



131 無言電話への対処

 電話を利用した犯罪が多くなっています。又、犯罪に至らない程度 の嫌がらせも増えています。
 特に女性に対する嫌がらせ電話や、悪戯電話が多いようです。

 こうした電話は、最近問題化している変質的な付けねらい、ストー カーへ変貌する危険もあるので、十分注意しましょう。  

 さて、こうした嫌がらせ電話、脅迫じみたものは、犯罪性も強いの で、比較的問題とし易いようです。脅迫じみたものは、そのまま会話 を録音して、警察に届けて、指示を仰いで下さい。通常は、あえて、 応対に出て、脅迫的な文言を言うのをテープに録音して、そのテープ を証拠にするようにします。  

 問題は、無言電話です。これには、発信者の声が入らないので、特 定が困難なのです。この電話に対しては、現在検討中の電話をかけて いるものの電話番号が明らかになることで、多くは取り締まることが できるのですが、まだ実現の運びにはなっていません。

 これまでは、その回数が、極端に多い場合に、業務妨害罪、脅迫罪 といった犯罪として、発信者を特定して、起訴に持ち込むというよう にしているようです。

 このような極端な場合であれば良いのですが、通常の場合は、対応 は困難なようです。