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ユウナの陰謀(?)で、俺はアーロンと同室になってしまった。 俺の心理はもう、訳が解らないくらいに目茶目茶になっていた。 嬉しいような気持ちもあって…ドキドキしてて。アーロンに話し掛けられて、 とても嬉しくて…でも…何か変な感じなんだよな… 『ティーダ…』 アーロンが俺の名前を呼んでいる。嬉しい… 俺は嬉しくて、笑顔でアーロンに答えた。 『何?…アーロン。』 もう一度、俺の名前を呼んで欲しい。 もっともっと俺を…可愛がって…。 気がつくと俺は、いつしかアーロンに触れて欲しくて。 少しでもいいから話したくて。…アーロンに…言っちゃったんだ。 『アーロン…アーロンは…俺のこと…好き?』 アーロンから何て返ってくるかな。返事。 『………ティーダ…?』 アーロン、びっくりしてる。アーロンだから、とっくに解ってると思ってた。俺の気持ち。 だってあの時… ―俺のことを好きなら、俺の言うことを聞けばいい。― そうアーロンに言われたから、俺がアーロンに…恋してること、とっくに解ってると思ってたから。 『ねえ、アーロン。教えてよ。俺のこと…好き?』 何も言わないアーロン。うつむいた顔が、少し赤らんでた。 『アーロン。俺は…あんたが好き。』 気付いたら、言っちゃってた。さっきは大声でみんなの前で叫んだ。 アーロンが好きだって。 でも…なんだか…さっきと違う感じの…好き。 好きって…いくつあるのかな…? 俺、アーロンにいっぱい恋してるのかな。 『アーロン。俺に触って。もっともっと可愛がって。』 『ティーダ…俺は…』 ―今だけでいいよ。触って。俺に…― 『アーロン…』 『ティーダ…お前がそんなに俺を好きだとは思わなかった…』 『…あんたのことだから、最初から解ってると思ったよ。』 …だって、いつも俺の気持ち解ってたから。 俺の心読むようにいつも喋るから。 『ティーダ…俺もお前のことがずっと好きだった。』 …嬉しい。 嬉しくて嬉しくて。涙が出てきた。 もう何もいらないよ。 そう思ってた瞬間。 『っ!?』 アーロンがおれをいきなり抱きしめた。 『アッ…アーロン…?』 びっくりして、何だか解らなくなった。 『お前が欲しい…』 アーロンに言われたその一言。 『いいよ…俺もアーロンが欲しいから…』 嬉しくて。 アーロンが自分のものになるような気がして。 でも…俺男なのに、大丈夫かなぁ? 『でも…アーロン…俺…男なのに…大丈夫…?』 『…心配するな。何も言うな。…俺だけを見ろ。』 『うん…』 その夜、俺はアーロンと抱き合った。 アーロンの腕の中は暖かかった。 …もう…アーロンは俺のもの。 …誰にも渡さない…そして俺も…誰のものにもならない。 『アーロン…大好きだよ…』 俺が消えるまで、ずっとそばにいてね。 ―おしまいー |