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いつからだろう…… 「大好き」という言葉がいい難くなり、意識し始めたのは……
だから、俺は子ども扱いされる度に複雑な気持ちになった
特に、アンタにされるとさ……
《親父との約束ってだけで俺の傍にいてくれるの?》
成長して、1人でも暮らしていけるようになればいなくなってしまうの?、って大人になるのが少し……嫌だった
だから、アンタに「好きだ」って言われて、その……そういう関係になって嬉しかった。本当ッスよ
ホントに……大好きだった
だからかな、アンタのあの言葉が気になった
「何かを変えたいと願っていたが…、結局は何もできなかった。 それが…俺の物語だ」って言葉と、アンタの様子
俺が「夢」だって言われたときより胸が痛んだ
だって、アンタが言う「物語」ってその人の「人生」みたいなものだろ?
それが、なんか終わってしまった物の様に感じてさ
ユウナレスカが言うことが間違ってると思って、……今思えば無謀だと思うけど、攻撃しようとしたときに見えた過去の記憶……
アーロンが倒された様子を見て、俺の中で信じたくなかったことが事実だってわかった
だから、あんまり驚かなかったんだよ?アンタの口から言われてもさ……それに、アーロンはアーロンだもんな
シンを倒すと俺は消えてしまう……なら、アンタと一緒に異界逝けたらって考えてるんだ
「どうした?」
「へ?」
急に声をかけられて、驚いた様子で隣に寝ていた彼を見上げる
旅の途中では、見られないような優しく、心配している表情をしている彼をみて軽く笑いながら軽い口づけをする
「別に 考え事してただけッス」
そうか、と言って深く聞こうとせずに甘えさせてくれるのが嬉しかった
ふと、ティーダが窓の方をみると暗い闇の中に多くの星が輝いていた
この空のように、俺たちは暗い死の螺旋にとらわれたスピラの住民に、シンのいない「永遠のナギ節」という夢を贈るんだよな
視線を愛しい人に戻し、濃厚な口づけを交わしながら2人の夜は更けていった
「死の螺旋」を解き放つ新時代に向けて…
END |