■近づけない、黒■

近づけない、黒
――――お前のために、
お前の愛する者たちのために、

俺は修羅の道を行こう。

たとえ、それで
お前が俺を恨んでも―――――


その瞬間、そこに在ったのは。

灼けつくような業火を負った
冷徹な 黒衣の鬼。

永久に、
愛を囁く資格を失ったのだと、
その時 彼は思う。

彼の大切な、白銀の髪の王子に・・・。


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●スピード感のあるゲオルグを
描きたかったという絵。
【この時】のゲオルグは、
きっと誰も近づけない、
鬼気迫る様子だったのでは、と。

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