入り口へ戻る 
ライン
「恋のステップアップレッスン」    NAKU太
ライン


一行は、一路ザナルカンドを目指し、歩を進めていた・・・ハズなのだが・・・。
ある村にさしかっかた時、ユウナ、ルールー、リュック、ワッカの計画が始動した。
「わあっな〜に!?この村!お祭りの最中なのかなあ!」
リュックのあげた歓声に、女性陣がピタリと足を止めた。
「あら、本当。なんのお祭りなのかしら・・・?」
「ほんと!賑やかですね?アーロンさん!」
じぃーーっと、女性陣の頼み倒すような視線を受けても、
アーロンは動じずに、
「ナギ節を作るんだろう。ならば早ければ早い程いい。」
「「「たまには休む事も大切です!!!!」」」
きっぱり言い返され、結局折れたのはアーロン。女性強し!
ルールーとワッカはいそいそと二人で、人混みの中に紛れどこかへ。
何だかんだ言っても結局ラヴラヴ(?)な2人である。
残ったユウナ、リュックもキマリを連れてお目当ての物を探しに行った
ここまで連携した行動ができるのにはワケがある。
実は、四人共ある計画を実行したのだ。
名付けて!「アーロンとティーダをくっつけるぞオペレーション!」(笑)
名付けたのは言わずと知れたワッカである。
何故こんな計画が立てられたかといえば、・・・じれったいのだ。二人を端から見ていると。
おそらく、てゆーか絶対両思いなのに、あと一歩の所で踏み込めないとかゆー、一昔前の少女マンガか!?と見ている者に思わせるような、亀の足より遅いペース展開なのだ。
それに焦れたワッカの計画であった。
それに運良く、近くの村でお祭りが開かれていたため、それに乗じての計画発動だった。
まあ首尾良く、アーロンとティーダは二人っきりになった。
四人の計画はここまでは成功である。
あとは当人達に任せるしかない。
「・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・」
えらく長い沈黙が続いたあと、先に口を開いたのはアーロンだった。
「いい天気だな。」 「え!あ!そっそうだな!・・・本当にいい天気だ。」
本当に雲一つない、抜けるような青空が広がっていた。
柔らかい風がティーダの髪を優しくなでる。
その情景を見て、アーロンは何を思ったのかこう言った。
「・・・疲れた。膝を貸せ。」
「いいよ・・・・・っは!?何つった!!?今!!!」
アーロンの爆弾発言とゆーか爆弾要求に、かなり狼狽するティーダを尻目に、
ぽふっと横になるアーロン。疲れたというのは本当だったらしく、数瞬後には
夢の旅人になっていた。
一人混乱している内に、膝枕をアーロンにしている事に気づいたティーダだったが、耳まで赤くして、小さく「今日だけだからな・・・っ」とつぶやいた。
二人の距離がちょっと縮まった、天気のいいある日のお話。
 
そんな二人を、お約束とばかりに覗いていた四つの影があったとかなっかたとか。
 



   入り口へ戻る