絶体絶命日記 2011年1月

     

 律動の月

1月11日

 

自殺なら、餓死。

これが結論。

 

首を吊るのも薬を飲むもの、飛び込むのも、切るのも、ダメだ。できない。

怖い。

できる奴は立派だ。たいしたもんだ。最後の勇気だ。かなしい勇気だ。

 

ありえない。

怖い。

できるのは餓死だ。

食べない、飲まない。

断食の延長。修行の延長。修行の修行の結果。

 

これが最後の手段だ。実際もういい。もういい。

 

おかしいだろ。この世界。

おかしすぎる。

 

自分の傲慢さを、静かに、客観的に、丁寧に、静かに、静かに見ても、おかしい。

 

それがこの世界だ。この世間だ。

 

うらまない。恨まない。

 

これが必要な手順。起こることの全てが、最善のこと。必然。

 

だから、受ける。

 

受けている。

自分を客観的に見ることがとできていない。

自分の我に自分の目が覆われている。

それも考えていて、おかしい。

この世はおかしい。

そのおかしさを引き受ける。

 

だが、それでどうなる。

元に戻るのか。

戻らない。

 

それをよしをする。

良しとするのだ。

 

 

できないだろ。